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ピリカ文庫3周年記念作品~「誕生」

文学フリマ東京の会場で、私とコッシーさんが一枚ずつ隠し持っていた「指令書」。
実際にお顔を見ながら「書いてください」とお願いができて、とてもテンションが上がりました。

今回のテーマを考えてくれたのはコッシーさん!すまスパの3周年と、ご自身の誕生日にちなんでのこと。

そのテーマに真っ向勝負してくださったのはこのお二人です。

樹立夏さん/エンブリオはただ前を向いて歌う

エンブリオとは「胚」、もしくは「母体にいる状態の赤ちゃん」のこと。

生命を司る神のよう、とも言える「胚培養士」の主人公を廻る生命の賛歌。ただのお仕事小説では終わらない荘厳さを感じました。
樹さんの細やかなタッチで描く、とても愛おしい物語。

吉穂みらいさん/タケナワモールワラシ

地域の百貨店には、ただモノの売り買いだけではない役目があります。
街の文化の醸成、住民の憧憬や生き甲斐を提供する場所。そして、情熱を傾けた従業員の想いも交差します。
閉業が決まった百貨店に訪れた、ある人物とは?
吉穂みらいさんが「ひとつの時代の終わり」を優しく映し出します。

ただいま、
すまスパメンバー×ピリカ文庫コラボ中。

つぎのテーマはこーたさんが出してくれますよ。どうぞお楽しみに。

ピリカグランプリの賞金に充てさせていただきます。 お気持ち、ありがとうございます!