5月のペガサス

5月が終わってしまった。　ドングモーリーで。一番輝きに満ちた季節。賛歌に満ちた、黄金の月。栄光の月。

光は煌き、花は咲き乱れ、蝶は乱舞し、小鳥も飛び交う。なのに終わってしまった。　非常事態をひきずって…

これから長い雨が続き、厳しい夏がやってくる。

今日は朝から肌寒く、薄暗い日だった。特に用もないので家から一歩も出なかった。そして日本ダービーとか観てた。

前向きな明るいことを書きたいのだが、今日のこの天気、そして、この災厄に絡んで、なかなか罪深い事柄が幾つか報道されている。そんな訳で、気分がとても落ち込んでしまった。それに、昨日かなりの悪夢を見てしまったので、なおさらだ。

たとえて言うと、今、5月のペガサスが行ってしまった、そんな気分だ。（日本ダービー観てたからね…ディープインパクトの子どもが疾走するのを観て閃いたのかもね）

黄金の光に包まれた、栄光の5月のペガサスが、一言残して飛んで行ってしまった。

一言あなたに言おう　楽しいヨ　罪のないことは（勝者としてのペガサス／井上陽水）

罪ある我らには、何よりも美しいその姿は見えず、叢で震える子犬だけがその雄姿を見送った。

どこまで見果てぬ夢か　何かをかけてもいいが　悲しいヨ　敗れ去ることは

最後にこれだけ言おう　気をつけて　どんな天気でも

誰にも聞こえない言葉を残して、光り輝くペガサスは飛び去ってしまったのであった。ああああ(´；ω；`)（※あくまで個人の感想です）

またペガサスが飛んでくる、次の5月、黄金の5月には、どんな世界が広がっているのだろう。自然界はきっと変わらずそのままあるけれど、我々の世界はどんなんなっているんだろう。

あまり先のことを思い煩っても仕方がない。お天気屋なので、明日か明後日、天気が回復すれば、また元気になるだろう。

そして、6月も8月も、何か飛んでくるかもしれないので、それを探すことにしよう。

最後に、これだけ言おう。またペガサスが飛んでくる次の5月に向けて、世界がよい方向に向かうように、自分なりに努力しよう。自分で出来ることをやるしかない…

黄金のペガサスを夢見て。それしかないのさ。(´・ω・)