作り手の違和感はこだわり。採用ピッチ資料ができるまで
今は多くの企業が会社説明の資料を準備している時代ですね。
採用担当側ではピッチ資料などと呼ぶことが多いのですが、各社本当に綺麗で見やすい構成で制作されている。すごい。
私が好きな各社の資料たち
どの資料も美しくないですか……
主目的が候補者向け資料だからと言って侮ることなかれ。コーポレートブランディングの非常に大切な部分を担っていることが分かると思います。
私も作ったことある(パワポで)
例として挙げた企業はデザイナーの方も入っていると思いますが、私も1社目で採用ピッチ資料を作りました。しかもパワポで。よく頑張った!
当時新卒1年目の冬だったので、上司とペアで進めたのですが、上司も私もこだわりが大爆発。笑
セオリーで入れるべきことと、今うちだから書けることのバランス、そのほかにも構成として何のメッセージを頭に持ってくるのか、どこまで人事制度を説明するのかなど、たくさん考えるべきことがあって。
最初はリモートで進めていましたが、埒があかない!ということで最終的には3時間超、ホワイトボードを使ってあーでもないこーでもないと大激論してなんとか生み出しました。この場で見せられないことが悲しい。
言語化できる違和感にはこだわれ
その時のことを振り返って思うのが、言語化できる違和感にはこだわるべきということ。
正直、採用担当が感じる違和感って場数からの直感めいたものもあると思います。でもその違和感が言語化できる時は変えた方がいい時です。
候補者として考えた時にこの構成は内容が飛躍しているから違和感がある、とかそういった意見は大切。意見が割れることももちろんありますが、その時は少し離れて総論として成り立つかで見てみましょう。
逆に違和感がぼんやりしたままの時は流しちゃっていいと思います。恐らく、目が慣れたことによる迷いが原因にあると思うから。
ピッチ資料が礎になっていく
こうして苦労して作ったピッチ資料は各種面談やエージェントへの説明など応用して使うことができます。異なる担当者でも同じ話ができることってとても大事で、それぞれの視点で資料に向き合うからチーム力も上がるんですよね。
これからピッチ資料を作ろうと思っているあなた。
転職するから会社説明資料を見てみたあなた。
ぜひあなたの手元にある資料の、作り手のこだわりを発見してみてくださいね!
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