悔しいと思えるだけの努力をしたか?
2023年8月4日 配信
▪️今回のテーマ
今回は悔しいと思えるくらいの努力をしたかというテーマで話していこうと思うんですけど、先日stand.fmでライフハック系の配信されている方がいまして、その方がメンタルモデルっていうものについてお話されてたんですよ。
▪️メンタルモデル
メンタルモデルっていうのはざっくり言うと自分自身だったりとかこの世界が、こういう風にできてるんだって無意識で思い込んでしまっているもののことを言うらしいんですけど、それが8つのタイプに分けられてるんですよ。
その診断が簡易的にできるっていうのがあって、この放送にも一応それつけとくんで興味ある方はやってみてください。
8つの問いかけみたいなものがあって、1番腹が立ったり悔しかったり何かひっかかるなって思うものを1つ選んで選択すると、あなたの強みとかあなたの抱えている課題、そしてそれを解決するための提案を出してくれます。
正直、僕は8つの質問がどれもクリーンヒットしなかったんですよ。
だからもしかしたらどれもひっかからない人はいるかもしれないんですけど、一応この2つはモヤっとするなっていうのがあったから、よりもやっとする方を選択してみたら、『能ある鷹ら爪を隠すって言うけど爪を隠す場所間違えてませんか?』みたいなことが書いてあったんです。
『自分自身に対して失望するのも怖いし、周りの人から失望されるのも怖いから、周りからあえて期待されないような振る舞いをして本来の力を全然発揮してません』みたいなことが書いてあって、僕は本当にそうだなって思ったんですよ。
これは僕が昔から課題だなって思っていることで、ある種コンプレックスでもあるんです。
▪️言われたい言葉と言われたくない言葉
さっきちょっと、どの選択肢もピンとこなかったって話したんだけど、それは僕自身が自覚しちゃってるからなんですよ。
僕の持論で人は言われたい言葉と言われたくない言葉でできていると思ってて、この言われたくない言葉っていうものに対して無意識的に腹立ったり悔しかったりするのがこのメンタルモデルだと思うんですね。
メンタルモデルっていうのは先日初めて知った言葉なんで一致してない部分とか間違った解釈の部分があったらすいません。
▪️本気になれることへの憧れ
僕、小学生の頃に一番嫌いな言葉が頑張るだったんですよ。
頑張るとか努力っていうことをしないでここまで生きてきてしまっていてなんとかなっちゃってるっていう現状があるんです。
だから努力することができない人になっちゃってるというか、そういう側面もあるよなって思います。
やっぱり部活に本気で打ち込んでたりとか、趣味に本気で打ち込んでる、仕事に本気で打ち込んでる、あとはこれを世の中に広めたいんだみたいな人もいるじゃないですか。
そういう人を見てると本当に羨ましいなって思うし、でもキラキラしすぎてて自分はなれないなって思っちゃうんですよ。
だからずっとそこはコンプレックスがあります。
▪️情熱と努力
先日、stand.fmでライブ配信したときに初めましての方が来てくれて、「何を広めたい人ですか?」みたいなことを聞かれたんです。
僕は、「それがないんですよね」って返して、僕のことを知ってもらうために発信をしていて、それで応援してもらえる人が増えたらいいなって思ってやってますっていうことを言ったんですよ。
そしたらやっぱり、「そうですか、、」みたいな感じになっちゃって、すごい寂しそうというか悲しそうな印象を受けました。
やっぱりみんな何かに打ち込んでる人、情熱がある人のことを応援したいじゃないですか。
努力っていうのはそういう情熱を傾けられるものや目標に対してするものであるから、結局何かこれを成し遂げたいんだとかそういう大きなものがないから頑張れてないっていうのはすごく深い問題なんだなっていうのを改めて思っています。
▪️努力は他者評価
努力ってなんだっていうのを改めて調べてみると、努力は多者評価だっていうのが出てきました。
要するに自分で努力してる、努力したっていうのは変な話で、頑張ってる姿を見て『あの人は努力してる」って周りの人が言うもんだからっていう風に書いてありました。
確かに努力してる人って自分で努力だと思ってない人が多いんですよ。
好きだからやってるとか、もっと上手くなりたいからやってるんだよね!みたいなスタンスの人が多い気がする。
▪️ポテンシャルがあるから惹かれる
今回メンタルモデルの話をされてた配信者さんがもう 一つ言ってたことがあって、「自分がこんな風になりたいとか、これすごいって思うものってそれができるポテンシャルとか素質が自分の中にあるから惹かれるんだよ」っていうお話をされていたんです。
僕がどういう人に惹かれるかっていうと、やっぱりシンプルな暮らしだったりとか物作りをしてる人なんですよ。
だから僕が今やるべきことっていうのは、その方向性で積み上げていくというか物量をこなすみたいなことだと思います。
▪️言い訳も見破るのも自分
あとは自分のやりたいことの中に包括されているやりたくないことに対して向き合うってことが必要かなと思っていて、さっきチラッと出たんですけど僕は中途半端に能力があるから正当性のある言い訳をしちゃうんですよ。
努力に関して言うと人それぞれやっぱり個体差があるから頑張れる量が違うじゃないですか。
それはキャパシティだったり体力だったりっていうのがあるから、これって間違ってはないんですけど、ただ僕にとってこれは言い訳の側面がすごく強いんです。
何でかっていうと僕の生活の中に頑張りしろとか努力しろっていうのがちゃんと残ってて、「この時間こういう風に使った方がいいよね」っていうのがあるから、「それ言い訳だよね?」って自分で崩してあげなきゃいけなくて、これを最近できるようになってきたことでその包括されている嫌なことにも向き合わないといけない意識がちょっと強くなってきてます。
▪️得意な型を活かせるフィールド
最近ケロロ軍曹にハマっててプラモデルを買ったんですよ。
人生で初めてのプラモデルだったんですけど、黙々と作業をして何か完成するっていうのが自分の得意なことなんだなってっていうのが気がしました。
僕料理も好きなんですけど、料理も黙々と作って完成するじゃないですか。なんかすごい似てるんですよ。
逆に僕の嫌いな楽器の練習っていうのはこの黙々と作業するっていうところがズレてて、考えなきゃいけないんですよ。
ギターを弾くにしても弦がちゃんと押さえられてないといい音がならないので、ちゃんと押さえられてるかな?とか、次のコードに移動するための指の運び方とかを考えなきゃいけなくて、その試行錯誤して頭を使うという時間がないから料理とかプラモデルが楽しかったんだと思うんです。
黙々と作業するときに頭使っちゃダメなんだなっていうことを僕は学んだんです。その上でちゃんと単発で完成しきるっていうこと。
それが自分のモチベーションを途切れさせないで継続していくためのコツなんだなってことを掴んだからこそ、物量を増やすっていうのもこれを応用したら上手くやれないかなと目論んでいる訳です。
▪️死ぬ気で頑張れ、死なないために
僕の好きなバンドでamazarashiっていうバンドがいるんですけど、そのバンドの歌詞の中で"死ぬ気で頑張れ死なないために"っていう歌詞があるんですよ。
これもう5年くらい前の曲なんですけど定期的に思い出してしまって、今自分は頑張れているのかな?っていう風に思うんですよね。
努力することとか頑張ることっていうのが楽しくないなって思ってるからやってないけど、でも知識とか技術っていうのは後天的に得ることができるものなんだから、それくらいはやろうぜって自分で思うようになっています。
▪️才能の塊でも努力には勝てない
今日は引用が多いんですが、アイシールド21っていう僕の好きな漫画があるんですけど、その漫画の中に才能の塊で努力なんてしないっていうやつが出てくるんですよ。
そいつは練習もしないでずっと遊びまくってて、「お前才能ないんだから努力して無駄だ。やめちまえ」って平気で言っちゃうような人なんですね。
最終的にそいつは0コンマ1秒を早く走るために1年間努力したっていう奴に負けるんですけど、ここで終わったら努力したら才能のある奴に勝てるよっていうお話になっちゃうけど、でもここでこの才能の塊の奴が負けてから努力し出すんですよ。
そうしたらもう手つけられないじゃないですか。才能のある奴が知識も技術も手に入れたらもう立ち打ちできないじゃん笑
▪️自信の源
なんか別に俺は自分に才能があると思ってないけど、周りの人たちからすごい褒めてもらうことが多くて、それもちょっと遠い距離の人に褒められるんです。
担任の先生とか同じ部活の部長とか、あとは教育実習生とか、そんなに親密な関係じゃない人に優秀だとか将来有名になる気がするとか言ってもらえることがあって、逆に身近な人間からは結構人柄的な部分を評価してもらうことが多いんです。
だから俺は、才能と人柄の部分をちゃんと評価されてきたっていう自信があるから、もっと努力してそれを多くの人に届けられるような形とか提供できるような場を設けられるように整えていけば、自分が今掲げてる真駒内アイスアリーナでライブするという目標はたぶん簡単に達成できるだろうなって思ってるんです。
そのためにはやっぱり自分自身とか周りから失望されるかもしれないっていう恐怖みたいなものに対して、一歩踏み込んでギアを上げていくことや覚悟をすることが大事だよなっていう風に思うんですね。
▪️ダラダラしちゃう理由
僕、芸人さんが好きなんですけど、錦鯉さんっていうコンビがいらっしゃって、M-1グランプリでも優勝された方なんですけどね。
その方々がしくじり先生という番組に出てい、 ダラダラ芸人を続けてしまった理由みたいなことを話したんですよ。
錦鯉さんはコンビ結成して10年目ぐらいでM-1グランプリで優勝してるんですけど、実はコンビ結成する前にもうすでに10年以上芸歴がありました。
だから20年ぐらいずっと何やったんだって話しになって、「やめる勇気がなかったんです」っていうことを言ったんです。
これがすごい僕はわかるなと思っていて、今更辞めて、「じゃあ普通のサラリーマンになります!」はやっぱできないんですよ。
かといって続けるという選択をした上で、「本気を出して失敗したらどうしよう」っていう恐怖もあるからダラダラ続けるっていうところに落ち着いちゃう人って意外とたくさんいるはずだと思います。
なので辞めるとか終わらせるという決断ができる人のことを僕はすごく尊敬してるんです。
その上で僕はまだ一度も本気で挑めてないから、辞めるに値してないなって思うんですね。
だから一回本気出そうっていう話を今回はしてるんですけど、錦鯉さんがどういう風に本気を出していったかっていうお話を聞いて、そういうことだよなって思わされたんです。
▪️本気を出すとは
先輩のアドバイスで、「こういうネタやってみたら?」って言われたことをやったらウケたから、じゃあその形でちょっといっぱい作ってみようって言って、徹夜でネタを作って月5本新ネタをライブでかけてってやってたらしいんです。
初めて本気になってそういうふうにネタ作りを頑張ってたら、M-1グランプリ決勝4位っていう成果が出せて、そのとき初めて悔しくて泣けたらしいんですよ。
これが今回のテーマの部分なんですけど、本気で目標に対して挑むからこそ失敗したときや負けたときに悔しくて泣けるんだ。
でもこれは、これだけやったんだから勝てたときの喜びもきっとひとしおだと思うんです。
錦鯉さんは実際そこで負けた悔しさから、来年絶対優勝するってもっと本気を出して本当に優勝したわけですよ。
だからここで勝ったっていうことが、やっぱ美談でもなんでもなく、本気を出さないとどれだけ能力があろうと才能があろうと売れないんだってことだと思ったんです。
▪️ただ我がままに、我が道を行く
最後は今ハマってる王様戦隊キングオージャーの話をして終わろうと思うんですけど、キングオージャーは地球を5つの国が治めているっていう世界観で、そのうちの1つの国にすごくわがままな女王様がいるんですよ。
その人の決め台詞で、「ただ我がままに、我が道を行く」っていう言葉があって、我儘っていう好き放題やるっていう意味合いではなく信念を持って我を通すというか、自分の想いを貫くみたいな格好良さがあるなと思って観てます。
それで言うといい子になること、優等生でいることってめちゃくちゃ簡単なんですよ。
▪️まだ10年生きてない
僕は18歳のときに地元を離れて一人暮らしを始めてるんですけど、それまでっていうのはずっと人の顔色を見て過ごしていたから、自分が何を考えているのか、どう思っているのかっていうのがずっと分かってなかったんですよね。
一人暮らしを始めたときにこのままじゃダメだって思ったし、今まで散々そういうバランスを見てとか、人の引いたレールの上を歩くみたいなことやってきたんだから、ここからは自由にやろうって思って動き出してるわけですよ。
それで考えたらまだ10年も経ってないんですよ。自分の心のままに動くっていうことをやり始めてから。
20年間の積み重ねもあって、そこのリハビリみたいな期間がやっぱ長かったからまだまだ全然できてないのは当然だし、覚悟が足りないって言えば覚悟が足りないんだけど、でもここからだよなっていうふう風に思うんですね。
▪️子供の頃より子供らしく
僕が最近掲げてるテーマで、子供の頃より子供らしくっていうのがあって、それこそさっきのプラモデルを買うとかもそうなんだけど、本当に直感的にこれはやりたいってことに対して素直に反応してみようってキャンペーンをやってます。
たぶん自分が子供らしかったのって小3ぐらいまでで、その頃までは親が正しいと思い込んでたからまだ子供っぽかったと思うんです。
当時何か欲しいものある?とか聞かれたときには、「お姉ちゃんが欲しい」って言ったんですよ。
お姉ちゃんが欲しいってかなり難しい要求なんですけど、叶える方法って何パターンかあって、例えば自分の親が再婚したときに年上の女の子の連れ子がいる人と再婚すればお姉ちゃんができるし、僕が結婚した人にお姉ちゃんがいたら義理のお姉ちゃんですけどお姉ちゃんができますよね?
そうやって考えを膨らましていくと、欲しいと思ったりやりたいと思ったことって自分がブレーキをかけなきゃ大抵のことできると思うんですよ。
もちろんそれによって誰かに迷惑かけるようなことはしちゃいけないと思うけど、キングオージャーの話戻りますけどね、そんだけ散々わがままし放題なのにその女王様についていくって言う、信頼してる民がたくさんいるわけですよ。
そういう人になりたいなって俺は思ってて、そのためにはやっぱりこういう背景があって、こういう信念やこういう未来を見てて、そのためにこういうことを今頑張ってるんだっていう信頼してもらうための材料というか、やっぱりそういうのが必要だと思うんです。
発信していくっていうことは、知ってもらって応援してもらっての繰り返しの活動でしかないので、ここをしっかりとやっていかなきゃいけないということで、これからいろいろ頑張っていきたいなと思っていますというお話でした。
▪️周りに振り回されない
僕、スマホ1台しか持ってないんで、配信を聞いてる間他の作業ができないとかってことも起こってきたりするから、自分のやらなきゃいけないことを前に進めるために他の人の配信を聞きに行くとか、コミュニケーションを取るってことがあんまりできなくなってくるかなと思います。
なので、自分自身の発信の場っていうのをもうちょっと増やしたいなと思うから、そういうところに遊びに来てもらえたら嬉しいなという風に思っております。
ということで、今回はいつもよりもだいぶ長くなりましたけどもお付き合い頂いた方ありがとうございました。それではまた。
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