にわか度float("inf")の馬券 - ウマ娘勢の年末競馬予想

この記事は小餅さん主催の誰が書くねん Advent Calendar 2022 23日目の記事です.
前日の水晶発振器くん@4MHzさんの"ぺぺぺぺ"もぜひご覧ください.

また, 競馬を嗜んでいらっしゃる方は, 13日に別のAdvent Calendarへ投稿した "BlueBookを読んで, 国際グレードを知ろう ~日本競馬グレード珍百景~"も是非あわせてご利用ください.

1.前文

おはようございます. みこでございます.
今年は自身のTwitterの内容が音楽ゲームから競馬へ大きく移り変わった, そんな1年でした.
この1年, 様々な衝撃がありましたが, とりあえずそれは次の節で振り返りましょう.

さて, 今回の記事は"これくらい気軽でいい" そんなゆるさの競馬予想を目指しております. 実現できているかは知りません.
なお, この予想記事に関連するトラブル, 苦情等は受け付けておりませんのでご容赦ください.

2.今年の競馬(G1中心)

散々でした.

詳細は別記事で書くとして今年この記事を出すまでに予想したG1レース, 私の本命馬の着度数は...

(1,3,2,13)

でございます.

(この4つの数字は左から順に1着, 2着, 3着, それ以外を取った回数です)

なんというか, 単純に私が予想下手なのもありますが今年はあとから回顧しても"????????????"としかならないようなレースが多数ありました(大阪杯, スプリンターズステークス, 香港カップ...)
別にあとから考察してもよくわからないというのは私の考察力不足のせいではあるのですが...

ちなみに今年はG1以外にも重賞, 非重賞のオープンレース, 条件戦, メイクデビュー...と手広く予想してみようとしていた時期がありましたが, まあ当たらない.
俺プロ(競馬情報サイト"netkeiba"が開催する競馬予想ゲーム)を見てきたのですが, どうやら9月から回収率(馬券購入額に対する払い戻し額の割合, 1が黒字ライン)が1以上になった週がなかったようです(チャンピオンズカップの週, ドーブネの単勝でG1負けをほぼ取り戻した0.98が最高)
レースの結果が考察に困るようなものであることもさることながら, 馬券下手も相まってこの酷い本命着度数が形成されたようです.

しかしご安心を, 今回は"にわか馬券師"としての適当予想を披露する記事でございますので, 馬券下手は特に関係ありません.

3.な~に予想する記事?

この記事で予想するレース一覧を書いておきます.

  • 12/24(Sat)

    • 中山大障害(JG1)

    • 阪神カップ(G2)

  • 12/25(Sun)

    • 有馬記念(G1)

  • 12/28(Wed)

    • ホープフルステークス(G1)

  • 12/29(Thu)

    • 東京大賞典(G1)

    • ばんえいダービー(BG1)

  • 12/31(Sat)

    • 高知県知事賞

    • 一発逆転2022ファイナルレース(C3-19記者選抜)

多いですね. 一旦注目レースを太字で書いておくことにします.

(なお, 枠番情報が出てないレース, 非常に多いです.
更には出走馬が確定していないレースも多数あります. こういったレースは後々情報更新する予定です)

なお, これらのレースを観戦する方法も紹介しておきます.

4-1.中山大障害

まずは12/24(Sat)の14:45, 中山競馬場第10レースとして開催される中山大障害(JG1)です.

皆様は競馬と言われると, 下のような割りと平らなコースで行われる, 陸上でいうところの800m走や1500m走のような競技を想像する方が多いかと思います.
これを平地競走と言います.

しかしこの中山大障害は下のようにコース中に点在する障害を飛び越えていきながら走る, 陸上でいうところの3000m障害のような競技, "障害競走"のレースです.

日本には障害競走のレースがわずかながら存在しますが, 中山大障害はその中でも一番グレードが高い"JG1"に位置づけられる2つのレースのうちの1つ. 障害競走で実績を残した者はだいたいこのレースに出ると言えそうです.
今年も, 目立った回避者は今年G3を3勝したホッコーメヴィウスぐらいで, それ以外の有力馬はだいたいこのレースに出ています.

というわけで今回の出走者ですが

  • ここが引退レース, GI9勝の王者オジュウチョウサン

  • G1で2連続2着, 今最もオジュウチョウサンに迫っていると言えるブラゾンダムール

  • 秋の東京で連勝中のホッコーメヴィウスを破り勢いに乗るゼノヴァース

  • 今年5月に障害競走初参加, そこから7ヶ月でG1出走まで上り詰めるスピード出世を見せた若手ニシノデイジー

など, 11頭のメンバーが揃いました.

さて, 私の予想ですが

◎1-オジュウチョウサン
○5-ブラゾンダムール
▲11-ゼノヴァース
△9-ニシノデイジー

となっています.

本命はGI9勝のチャンピオン, オジュウチョウサン.
ここ最近は調子を落としているようですが, 今年春の中山グランドジャンプ(JG1)も前走3着から巻き返しの優勝. この得意なテクニカルコースでGI9勝の力を見せてほしいものです.

対抗はブラゾンダムール,
前年冬の中山大障害, 今年夏の中山グランドジャンプと徐々にオジュウチョウサンまでの距離を詰めています. もしオジュウチョウサンがテクニカルコースでも衰えているのであれば, 一発あるかもしれません.

単穴はゼノヴァース.
先程申し上げたホッコーメヴィウス共々, 夏から冬にかけてのJG2, JG3をほぼ制圧していた馬です. 今回ホッコーメヴィウスは参戦せず, 2大巨頭の一方がこのレースを制するか, 注目です.

連下はニシノデイジー.
"ウマ娘 プリティーダービー"でも有名な, セイウンスカイとニシノフラワーの産駒であるニシノミライ, そこからニシノヒナギクと続く血統に生まれた馬です.
若い頃はG3を2勝, 将来の活躍が期待されましたがその後失速. デビュー5年目の今年, 障害競走へ転戦すると一転好調, 障害転向から1ヶ月で1勝目を上げ, 5ヶ月後の上級戦でも2着. 転向前が嘘のようにトップへの道をひた走っています. 中山競馬場に合うかが不安なところですが, ここは期待したいところです.

4-2.阪神カップ

次いで12/24(Sat)の15:45, 阪神競馬場第11レースとして開催される阪神カップ(G2)です.
こちらは中山大障害とは違いちゃんと(?)平地競走です.

そして阪神カップの距離は1400m, 国際競馬統括機関連盟が発表する競走馬世界ランキングによると, この距離は短い方から2つ目のM(短距離)区分に分類されます. 後述する有馬記念がL(長距離)区分の最終決戦とするならば, こちらは短距離部門の年内最終決戦というわけです.

そんな阪神カップの今回の参加者ですが

  • ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指すグレナディアガーズ

  • 高齢の今でも1400mでは存在感を示し続けており, このレースがラストとなるダイアトニック

  • 昨年から短距離レースで頭角を現し始め, 度々見事な走りを見せるロータスランド

など...
G2ということもあって頂点中の頂点が揃った, というわけではありませんが, それなりの?メンバーが集まったのではないかと思います.

さて, 私の予想は

◎10-ロータスランド
△18-グレナディアガーズ
△14-ダイアトニック

でございます.

本命ロータスランドについてですが, 言えることは1つだけです. 是非勝ってください.

連下はグレナディアガーズダイアトニックです.
それなりに有力どころを選んだだけです. ロータスランドより勝ちそうな雰囲気はありますが, まあロータスランドがいる以上本命に推さない理由がないので…

4-3.有馬記念

おまたせいたしました.
皆様お待ちかね, 12/25(Sun)の15:25, 中山競馬場第11レースとして開催される有馬記念(G1)です.

芝路面の平地で2500mレース, 長距離レースに分類されるのは前述の通りですが, それ以外にもこのレースは色々とんでもないレースです.

そんなとてつもないレースにふさわしく, とてつもないメンバーが集まっています.

  • 現在日本ランキング1位, 世界ランキング8位, 上半期にG1を2つ圧勝したタイトルホルダー

  • 今年に出た3つのG1ですべて2着以内, こちらも日本ランキングで2位のイクイノックス

それ以外にもヴェラアズール, エフフォーリア, ボッケリーニ...と多数の実績馬が集まっています.

さて, 私の予想は

◎13-タイトルホルダー
○7-エフフォーリア
▲6-ヴェラアズール
△8-ウィンマイティー
△9-イクイノックス
△14-ボッケリーニ
△16-ディープボンド

となっております. 薄い馬券が分厚くなりそうなラインナップですね.

本命はタイトルホルダー.
宝塚記念でまたものすごい勝ち方をした馬で, あれを見せられて"行けるやろ"の感想しか今は出てきておりません.
本当にすごいんです. あれだけ高速の試合で垂れる様子もなくそのままゴールに向かうのは簡単にできたことではありません.

(これはタイトルホルダーを取り上げるWorldHorseRacing)

対抗はエフフォーリア. ディフェンディングチャンピオンです.
前年有馬記念を勝って以降はしばらく低迷していましたが, ここで巻き返したいところ. 是非勝ってください.

単穴はヴェラアズール.
正直本命にあげても良いぐらいの馬です. 前回のジャパンカップでは残りあとわずかというところで一気に最高速へ, 内から数頭かわしつつ抜け出して見事優勝. この走り方が最高速を出せる区間が短い中山のコースと相性いいような気がします.

(これは残り100mぐらいで急にぬるりと抜け出してくるヴェラアズール)

連下の4頭はそれなりに強い馬を選んだつもりです. ディープボンドは16番ゲートという, 有馬記念の歴史上3着以内に入った馬が1頭もいないという"魔の枠"ですが関係ありません. 是非このジンクスを破ってください.

ところで連下の1頭, ボッケリーニですが, オッズ高すぎませんかね?
今netkeibaを見たら単勝100倍超えで14番人気, 今回もトップ層が厚いとはいえ, 個人的には3番人気ぐらいに入って良さそうな馬だと思ったのですが.

4-4.ホープフルステークス

次は飛んで, 12/28(Wed)の15:25, 中山競馬場第11レースとして開催されるホープフルステークス(G1)です.

このレースはいわば"若手"限定のレース.
2歳シーズン, つまり生まれたときを0年目として今が2年目の馬によって争われます.
2歳シーズンはこういった若手限定のレースを走り, 3歳シーズンもはじめはこういった世代限定のレースを走り, そして3歳シーズンの中間あたりから有馬記念のような全世代のドリームマッチに参加することができる...
競走馬の流れはだいたいこのようになっています.

さて, ここまでのレースは参加者紹介をやってきましたが, 今回は特に何も言わず予想だけ発表します. 私の予想は

◎ガストリック

以上です.
えー... こうなったのには理由がございます.
ガストリックはホープフルステークスの前に, G2レースの"東京スポーツ杯2歳ステークス"を勝利しています.
この東京スポーツ杯が相当な出世レースで, 2019年から2021年まで, 3年連続で勝ち馬がその後G1を勝利しています(コントレイル, ダノンザキッド, イクイノックス)

(これ以外にも2017年ワグネリアン, 2014年サトノクラウン, 2013年イスラボニータ, 2011年ディープブリランテ...と後のG1ウィナーが多数輩出されています)

追記(2022/12/24 17:10)
2018年勝者のニシノデイジーが中山大障害(JG1)を優勝しました おめでとうございます
これで東京スポーツ杯2歳ステークスの勝者は2017年から5年連続で後にG1を勝利したことになります

というわけでこの予想の根底には

予想なんかすな  東スポ杯勝者を自動的に買え

という私からのメッセージがあるのです.

4-5.東京大賞典

次いで12/29(Thu)の15:40, 大井競馬場第9レースとして開催される東京大賞典(G1)です.

注意!
このレースはこれまでのレースと違い, NAR公式ページなどで無料ライブ中継がなされます

これまでは芝を張った路面でレースを行う芝レースを紹介してきましたが, この東京大賞典は芝を貼らないダート路面でのレースです.
日本の競馬(厳密には平地競走)には芝コースのレースと, ダートコースのレースがあります.

東京大賞典は, ダートレースの年内最終決戦にあたるレースというわけです. 細かい違いはあれど, 概ねダートの有馬記念に相当するといっていいでしょう.

今回は, 東京大賞典4連覇を誇る昨年の王者オメガパフュームが, 東京大賞典5連覇を目前に無念の引退.
絶対王者なき今, 一発を狙いに数多の馬が大井の地に集まっています.

  • 同じコースで開催される帝王賞の今年の勝者, オメガパフューム他多数の強者を打倒したメイショウハリオ

  • 今年のダートダービー勝者, 希少な若手, 3歳勢として参戦するノットゥルノ

その他カジノフォンテンショウナンナデシコ, ミヤギザオウ, ラッキードリームと各地から精鋭が集められました.

そんな東京大賞典の私の予想ですが, 実は東京大賞典はまだレースメンバーが確定していません(実は実はさっきのホープフルステークスもそうでした).

しかし, NARの公式ページに暫定の出走馬表があるので, 一旦たたき台として

◎メイショウハリオ
△ノットゥルノ

としておきます.
本命連下ともに, 成績から判断. ノットゥルノに関しては, 最近あまりうまく行っていないようですが, ここで一発やってくれることに期待.

4-6.ばんえいダービー

次いで12/29(Thu)の19:25, 帯広競馬場第11レースとして開催されるばんえいダービー(BG1)です.

このレースは障害競走の中山大障害などとくらべても一層特殊なレースです.
平地競走や障害競走は馬の上に人が乗って, いかに早くコースを走れるかを競うものです.
それに対しこの輓曳競争(ばんえい競争)というものは, 馬がそりに繋がれていて, そしてそのそりに大量の荷物と人が乗っています.
要はそのそりをいかに早く目的地点まで運べるかを競うのがばんえい競走というわけです.

そしてばんえいダービーは3歳シーズン三冠の最終戦, つまり"若手限定"のレースです. 有力な若駒がこのダービーの栄冠を目指し駆ける, それがこのばんえいダービーです.

今年の参加馬ですが

  • 今年3月のG1イレネー記念の鮮烈な勝利が記憶に新しい, 3歳の最強格キングフェスタ

  • 低人気からG1のばんえいオークスを制し, G12勝目のチャンスを伺うダイヤカツヒメ

  • 一方オークスで1番人気に推されるも最下位に敗れ, 今度こそはリベンジしたいピュアリーナナセ

この他にもクリスタルコルドヘッチャラなどの精鋭10頭が揃ったところです.

さて, 私の予想ですが, おそらく当日の状況次第でそれなりに変わるものと思います. そちらは随時更新するとして現時点では

◎キングフェスタ

と本命だけを貼っておくこととします.
というわけで本命のキングフェスタ, やはり今年3月のイレネー記念(上に貼った動画のレースです)の鮮烈な勝ち方が忘れられません. あれを見るだけで本命に推すには十分な理由になると思います. すでに3歳2冠目のばんえい菊花賞を獲っているなど実力十分, 2冠目に期待がかかります.

4-7.高知県知事賞

いよいよ大晦日にやってまいりました.
12/31(Sat)の17:30に高知競馬場第7レースとして開催される高知県知事賞です.

追記 : "(時刻不明 18:40ぐらい?)" と書いていましたが17:30になりました. この日の高知開催は早いようです.
(2022/12/31 17:00付近)

東京大賞典と同じようにダート路面でのレースですが, ある意味わかりやすく頂点決戦な東京大賞典とくらべて, このレースはいくつか特殊な点があります.

  • 全国からトップ層が集まる東京大賞典と比べ, 高知県知事賞は高知所属馬限定

  • 距離が長い. 2400mのレースは高知競馬では年1回このレースだけ. 日本でもダートで2400mのレースはほとんどない

つまり, 高知地区の精鋭たちが普段走らないような未知のコースでトップを競い合う, そんなレースが高知県知事賞です.

今回の参戦馬も高知競馬では有数の精鋭で,

  • 高知に来て以降は無敗, 二十四万石賞, 福永洋一記念, 黒潮マイルチャンピオンシップと大レースで連戦連勝, 現在の高知最強といっても過言ではないララメダイユドール

を筆頭に,

  • 昨年覇者, 今年7月の久々の実戦以降不調も前走を勝って連覇へ勢い付けるグリードパルフェ

  • 一昨年覇者, 昨年のこのレースで2着以降不調に悩まされるもこちらも復調気味, グリードパルフェにリベンジを誓うスペルマロン

それ以外にもヤークトボマー, エイシンピストンなど高知における大レースの常連組が集まりました.

私の予想は

◎1-スペルマロン
○2-ララメダイユドール
△5-グリードパルフェ

としております.
圧倒的な強さを見せるララメダイユドールですが, こと高知県知事賞に関しては高知唯一の2400mレースである部分がどう出るかわかりません. ララメダイユドールは高知転入から3戦目の二十四万石賞で1900mのレースを勝っていますが, 今回のレースはそれより500mも長いです.
その点スペルマロングリードパルフェはすでにこのレースを勝った経験があるため, 2400mでもそれなりにやれることがわかっているのです.

まあ破竹の勢いという言葉がまさに似合うララメダイユドールに対し, 復調気味とはいえ調子は落ちていた2頭ですので, どうなるかは未知数です.

追記 : 出走馬表を確定したものに置き換え, 馬番を追記しました.
編成表と確定出走馬の違いとして, ユニバーサルライトが弾かれ, 今年の3歳2冠のガルボマンボが入りました.
(2022/12/31 17:00付近)

4-8.一発逆転2022ファイナルレース(C3-19記者選抜)

さて, 今回の記事の最終レース, 12/31(Sat)の(時刻不明 20:50付近?), 高知競馬場第11レースとして開催される一発逆転2022ファイナルレースです.

追記 : "(時刻不明 20:50ぐらい?)" と書いていましたが19:50になりました. この日の高知開催はとても早いようです.
(2022/12/31 17:00付近)

まず"一発逆転ファイナルレース"について説明します.
高知競馬はほぼ毎週, 土曜日と日曜日に夕方から夜までレースをしています.
そんな高知競馬の1日の最終レースが"一発逆転ファイナルレース"です(極稀に一発逆転じゃない普通のファイナルレースをやることもあります)

"一発逆転ファイナルレース"は日本の競馬のレースでも特に変わったレースと言えるでしょう. その特徴として

  • 高知所属, かつ弱い馬が集められる
    (一発逆転ファイナルレースに参加する馬は基本的に高知競馬の中でも下の方であるCクラスの馬です. 特にこの"2022ファイナル"はCクラスでも一番下のC3クラス, そしてC3クラスでも一番下の第19組の馬が参加しています)

  • レースメンバーは記者選抜式(ランダムではなく会議で決まる)
    そして基準は"最近勝てていない馬"かつ"実力の拮抗した馬"

つまり, 弱いクラスでもなかなか勝てない馬の救済として, 勝利による一発逆転のチャンスを与える, そんなレースであるわけです.
ちなみにこれ以外にも

  • 基本的にその日の日本競馬で一番最後のレース

  • 実力が拮抗しているため予想が非常に難しい

  • 様々な理由で高配当の馬券が出やすい
    (分かる人向けにいうと人気の拮抗と, ファイナルレースだけの三連単の控除率低下で配当が高くなる)

  • 結果馬券人気が高くその日の高知競馬で一番高い馬券売上を出すこともしばしば
    (https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=48131 2021/01/17の売上に関する記事 当日はトップ層の馬が多数集まるレース"大高坂賞"があったにもかかわらず, 一発逆転ファイナルレースがその売上を抜いている)

などなど, 様々な特徴が.

とりあえずかいつまんでまとめるとこの"一発逆転2022ファイナルレース"は

  • 2022年の日本競馬のラストレース

  • なかなか勝てない馬が数少ない勝利のチャンスをつかむためにやってくる

  • なかなか勝てない競馬ファンも高配当のチャンスをつかむためにやってくる

そんなレースです.

さて, 出走馬と予想の紹介をするところなのですが, このレースは特に何か言う事がありません.
出走馬についてはなにか言えるほど私が知識を持っているわけではないですし, 予想のしようもないレースとよく言われるようなレースですから特にあれこれ考えて予想することもありません. 高知競馬を10年見続けた, という人ならいざしらず, 私はにわかなのです.

なお, 出走馬の情報は高知競馬場の公式ページに掲載されています.

追記 : 出走馬の情報が更新されました. 馬番が確定したようです.
(2022/12/31 17:00付近)

というわけで予想はクイックピック, つまりダイスでランダムに決めてしまいます. 参戦頭数は12頭, 果たして結果は...

1d12で8が出ている画像
googleのダイス機能でランダム選択する

1d12 = 8, というわけで私の予想は

◎8-トーレスデルパイネ

です.

(ちなみに8番ゲートの馬が誰かはまだ決まっていないようです. 決まり次第更新します)

追記 : 先述のとおり, 出走馬の情報が更新されました. 8番ゲートにはトーレスデルパイネが入ったようです. 
(2022/12/31 17:00付近)

5.最後に

久々に考えなく予想しました.
なんというか, ここ1年で予想の方法が徐々に複雑化していって, それはそれで進化の1種と捉えてもいいのかもしれませんが, 時間がかかりすぎるようになって次第に予想を面倒がるようになったのはある意味この進化の罪と言えそうです.

日本の年末には競馬レースが充実しています. 今回予想の記事を書いた私が言うことではないでしょうが, 馬券を買わずとも一度スポーツ観戦感覚で見てみてはいかがでしょうか(特に東京大賞典とか高知県知事賞は簡単に見れていいよ~)

さて, 今日が23日目の"誰が書くねん Advent Calendar 2022"ですが, 明日24日目はyoshidaさんの"私は金でぶん殴るッ!"でございます.
有馬記念の予想も掲載されておりますので, そちらも併せてご覧ください.


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