BlueBookを読んで, 国際グレードを知ろう ~日本競馬グレード珍百景~

この記事はTakkuMattsu(@NorsteinBekkler)様主催の "競馬 Advent Calendar 2022"12日目の記事です.

Twitter上で活動しておりますみこ(@SanyoSeaside)と申します. 未だ競馬歴の浅い人間(約1年ほど)ながら今回Advent Calendarへ記事を寄稿させて頂きます.

0.注意

  • この記事の筆者は, 香港国際競争の観戦, 軽い考察を行った結果脳が3割程度融解しております. 筆者が執筆時点で大きく疲弊した状態であることをご承知おきください.

  • 不正確な情報を含む可能性があります. 修正はコメントへお寄せください.

  • まとめて公開することに価値のある記事であるかについては議論の余地が存在することと思います. どうか初心者なりの備忘録としてご覧ください.

  • この記事中では自身の慣習に従い, 読点・句点をそれぞれ","(カンマ)と"."(ピリオド)で表示します.

1.導入

競馬にはたくさんのレースがあります.
この記事の公開から年末にかけて大きなレースをいくつか抜き出しても, 兵庫ゴールドトロフィー, 中山大障害, 有馬記念, ばんえいダービー, 東京シンデレラマイル, 高知県知事賞などの多数のレースがあります.
こういったレースのうち, 特に上に上げたような大きなレースには, そのレースのレベルを表す等級がつけられることがあります. 例えば上のレースなら

  • 兵庫ゴールドトロフィー : JpnII

  • 中山大障害 : J・GI

  • 有馬記念 : GI

  • ばんえいダービー : BG1

  • 東京シンデレラマイル : SIII

などといったようにランク付けされています.
ところで, こういったランクがなぜつけられているかというと, "レースに勝つ難易度"とでも言うべきものをある程度明示することによって, 競走馬の勝ったレースから大体の強さを判断する, などといったことに使用するためにつけられています.

しかし, こういったランク付けを勝手に行う, 例えば賞金は低く強い馬も全く集まらないようなレースに最高等級を独断でつける, なんてことができてしまうと

(言い方は悪いですが)弱小な馬が空き巣のようにこういったレースを狙う

簡単に勝つ

難易度に見合わない不当に高い評価を馬が受ける

という事態が起こるのです. レースのランク付けの目的に反しています.

こういった事態を防止するため, レースのランク付けには(一部)基準が設けられています.

特に, 国際機関が基準を設定し, ランク付けにあたって承認もその機関が行うような世界的に通じるランク付けがあって, 世界の競馬一等国は大体がそれに則ってレースをランク付けしています.
それがいわゆるG1とかG2とかG3とかなんとかいうやつなのですが, こと日本競馬においては1984年, シンボリルドルフが三冠を達成した年にこのグレードと呼ばれるものが導入されました.
しかし, 世界的グレードが1981年に始まっていたにもかかわらず, その後日本に導入されたグレードはその世界的基準を満たすものではないようで, 上で言うランクを"独断でつける"ことができる状況でした.
その状況が改善されるには2007年を待たなければなりません. この長きに渡る(誤解を恐れずに言うならば)鎖国の弊害というべきかなんというべきか, 日本には時折グレードに関して奇妙な状態を見せるレースがあるのです.

今回はそんなグレード珍百景をお届けする記事です.

2.グレードの基礎知識

国際機関, もといIRPAC(国際格付番組企画諮問委員会)が認定するレースのランクは上から順番に

G1 > G2 > G3 > L

の4段階. Gは日本やアメリカではグレード, イギリスやフランスはグループと読みます. また, LはListed(リスティッド, リステッド)の略です.

2-1.リステッド競争

リステッド(L)は国際的にレースレベルを認められるために必要な最低級ランクです. 無論必要なレースレーティングはG3以上より低いですが, それ以上に重要な違いが一つあります.

G3以上のレースでは許されない"年齢/性別以外を理由として出走を禁止する"(例えば日本産以外出走不可能, 日本調教馬以外出走不可能など)が許されるということです(以下, このような制限のことを"出走制限"と言います).
そういったレースは, 制限されたという意味の英単語"Restricted"をつけて, LではなくLRと書く場合もあります.

2-2.グレード競争

リステッドより上, G3からG1はそれぞれ必要なレースレーティングが上がっていきます. 例えば古牡馬が出走可能なレースでは

  • G1 : 115

  • G2 : 110

  • G3 : 105

  • L : 100

が昇格に必要です(なお, 降格はこれより更にある程度レースレーティングが下回らないと発生しません). 必要なレースレーティングが5ずつ上がっていっていますね.
上で言ったようにLではできた出走制限はG3以上だとできなくなっています. 例えば冒頭に書いたように有馬記念はG1ですので, アメリカ産アメリカ調教の競走馬"Flightline"なども問題なく出走できます(まあFlightlineはもう引退したんですけどね)


基本的に2007年以降, 日本でG1, G2, G3, またLのレースはこれらの条件を完全にクリアしています. しかし, 時折このあたりが怪しいレースがあったりするのです.
G1からLまでのレースのリストは, IRPACが提供するInternational Cataloguing Standards Book(通称Blue Book?)に掲載されています. このリストを見れば, もうそういった怪しいレースに騙されることはないのです(?)

3.Jpn1, Jpn2, Jpn3という存在

NARのレース(つまり地方競馬)を見ていると, 稀にJpnというのがついたレースランクを見ることがあります. 例えば冒頭に示したように12/21の園田競馬場で開催される兵庫ゴールドトロフィーはJpnIII(Jpn3)ですし, これ以外にも12/14の川崎競馬場で開催される全日本2歳優駿がJpnI(Jpn1)です.

この明らかにG1などとの関連性を匂わせつつ, しかし無関係も装う表記...
しかし実は関連性を匂わせるどころか, この"Jpn"という部分は"ジー"と読むそうなので(私は納得してません, 明らかにアクセシビリティの精神に反しています)もはや声に出して読むぶんには全く区別がつかないのです.
そんなグレードのパチモン疑惑も生じる"Jpn"が一体何者なのかを解説してみます.

3-1.Blue Bookを確認

まずはBlue Bookにこれらのレースが載っているか確かめましょう. せっかくなので兵庫ゴールドトロフィーで確かめてみましょうか.
https://www.ifhaonline.org/Default.asp?section=Resources&area=8 にアクセス, 冊子の完全版をダウンロード(Download Entire 2022 Book)してみましょう.
日本のレースは1-54ページから. 検索してみると...

Hyogo Gold Trophy (LR) ................57,000,000 ............3up ..............1400 D ....................Sonoda

2022 International Cataloguing Standards Book
(左から競争名, 格付け, 賞金(単位:円), 年齢性別制限, 距離(単位:m)と路面の種類, 開催競馬場)

ありました. 1-55ページに"Hyogo Gold Trophy". 名前の横には(LR)の文字. そう, 実は兵庫ゴールドトロフィーはLR(制限つきリステッド)なのです.

ところで, このBlue Bookのレース一覧を見ているとあることに気づきます.
Hyogo Gold Trophy(兵庫ゴールドトロフィー)の上下, Hyogo Chamiponship(兵庫チャンピオンシップ, 園田JpnII)Hyogo Junior Grand Prix(兵庫ジュニアグランプリ, 園田JpnII)も(LR), ちょっと下にあるJapan Dirt Derby(ジャパンダートダービー, 大井JpnI)も(LR), その下のJBC4競争(盛岡JpnI3つと門別JpnIII1つ)も(LR)...
それ以外にも"Jpnなんとか"で開催されているレースのそのことごとくが, Jpn1からJpn3の区別なく(LR)なのです.
(ちなみに, 唯一の例外は全日本2歳優駿(JpnI)で, 国際競争, つまりRでないLに属しています)

ここで演繹的にある結論を得ます.

  • Jpnつきの表記はリステッドにつけられる何らかのランク

一体どんなランクなのか, それは2007年のグレード国際化に関係してきます.

3-2.この後ろの数字は何?

https://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/replay/2022/g1.html
このページは今年のG1ウィナーを並べたものです. こうして見ると本当に今年の競馬は複雑怪奇って気がしてきます. ジャンダルムとかポタジェとか誰が予想できた...?
閑話休題, 表の右上に"年度選択"という欄があります. これで2006年の表に飛んでみましょう.

デザインも馬も古い時代のもの

はい, なんかデザインが古くなりました. そしてG1ウィナーの中にかのディープインパクトが...
それはさておき, レース名の左には"GI"という記号があります(障害は"J・G1"ですけどね)
しかし今度は2007年の表に飛んで見ると...

怪人JpnI面相現る

なんと意外や意外? 一部のレース名の左に"JpnI"が現れました. それだけではなく, G1一覧から左上の"全重賞"と書かれた重賞(このページではG3以上のレースということです)一覧のタブへ切り替えると…

JpnI は なかまを よんだ !

JpnIIIやJpnIIも現れてしまいました…


2007年のグレード国際基準化に際して, それまで日本独自で言っていたG1とかいうものが使えなくなりました. 国際基準に沿わないものを変わらず使い続けたら詐称だろうということなのでしょう.
結果これまでの日本限定グレードの代わりに使われ始めたのがJpnI, JpnII, JpnIIIであるようです.
そしてこの流れは中央競馬, 地方競馬に関係なく波及, 2006年当時すでに東京優駿や帝王賞など様々なレースがG1として指定されていましたが, 国際機関(当時はICSC)がG1と承認しなかったレース, また旧G2/G3でも同様にICSCから認められなかったレースは容赦なく日本独自のものとしてJpnに置き換えられることとなりました.

しかし更に時を進めていくと, 2010年にはすべてのJpn記号がなくなり, G1からG3で統一されているのがわかります.
つまり, 2010年までにJRAはすべてのJpnを自らの競争から駆逐したのです.

(このあたり不確定 この経緯はWikipediaの"競馬の競争格付け"などを参考にしましたが, 出典不明瞭 しかし, JRAが2007年から2009年にかけてJpn競争を多数保有していたことはBlue Bookなどからも明らかです)
(さらに言えば2007から2010にかけてJRAがJpn1をG1にできた理由も不明 レーティング的には明らかに無理なはず ただ, Asia Pattern Committeeの規定によればAPCの全会一致で条件満たしてなくてもG1昇格できるらしいので それかな?)

しかし, NARは現在までにほとんどのJpnを残している状態です.

さて, これで先程の結論を加筆することができます.

  • Jpnつきの表記はリステッドにつけられるランクで, グレード国際化前の過去のグレードを引き継いでいる

3-3.便利だった? Listed

しかしなぜリステッドにつけるのでしょうか.
わざわざ別名のように与えるだけならG2やG3に別名としてJpnIを与えてもいいはずです. 2007年時点でも, レースレーティングだけなら東京優駿はG2昇格ぐらい余裕でできるはずです. 現時点でJpnIのジャパンダートダービーなんかも, レーティング的にはG3なら昇格可能です.
しかしあえてLとしたのにはいくつか理由が想定できます.

  • Restricted指定を必要としたため

グレードの説明で言った通り, G3以上のレースには出走制限をつけることができません.
しかし, 東京優駿は2007年当時(JpnI), 日本調教馬のみが出走可能だったのです. 同年の安田記念(G1)の記録には外国調教馬の出走に関する規定の情報がありましたが, 東京優駿にはありませんでした(更に国際競走マークもなかったです).
こういった出走制限付きレースはG3以上に昇格できません. LRに甘んじるしかなかったのです.

現在残るJpnレースはほとんど地方競馬ですが, 地方のレースは現在東京大賞典と全日本2歳優駿以外は日本調教馬のみ出走可能なLRなので, つまりこれもそういうことです.
(ところで, 2007年当時のBlue Bookをみると, 日本のレースに(LR)がついてませんでした. LRの概念自体はあるのに, なんででしょうね? 教えてエロい人)

  • ダート競走Jpn格付要綱に従うため

現在の地方競馬ダート競争でJpnグレードがついているものはすべて"ダート競走Jpn格付要綱"なるものに従っているのですが, (少々解釈が怪しいながら)これに従う限り, G3以上のダートレースにはまずJpnグレードをつけることができないようです.

3-4."Jpnグレード? なんだそれはジャポンよ"

そんなJpnグレードですが, 再三申し上げたようにBlue Bookにも書いてある通り, 世界的に通用するランクは"リステッド"です.
2022年ドバイワールドカップに, 日本からチュウワウィザードが参戦しましたが, イギリスのブックメーカー(私設馬券売り)の"bet365"はチュウワウィザードを26.0倍の単勝6番人気に指名しました.
同率で他に2頭が6番人気, かつ1番人気のLife Is Goodは単勝1.72倍, チュウワウィザードは前年の同レースで2着と考えるとそれなりに伏兵評価です.
色々理由はあるでしょうが, なんとなくありそうな理由に"前走がKawasaki Kinenとかいうよくわからんリステッドだから"が挙げられそうです.
まさにG1と同一視してるのが日本だけな感じです.

そういえばここまで言い忘れていたのですが, Jpn1-3にも昇格, 降格条件が一応存在します. しかしG1-3と比べると幾分か...いやだいぶゆるいそうです(これもダート競走Jpn格付要綱に書いてあるそうです).

4.昇格できるのに昇格しないレース

次なるグレード珍百景は"昇格できるのに昇格しないレース".
2節で挙げた通り古牡馬出走可能なレースでは

  • G1 : 115

  • G2 : 110

  • G3 : 105

  • L : 100

が昇格に必要です. ですが, こういった基準をみたしているのに昇格してないレースがそこそこあります.
とりあえず2022にG1に昇格することが(レースレーティング上)可能である(つまり2021年終わりに条件を満たしている)レースを上げると

  • 金鯱賞

  • 札幌記念

  • オールカマー

  • 毎日王冠

  • 神戸新聞杯

以上5レースです. これ以外にもG2に昇格可能なG3, G3に昇格可能なL, Lに昇格可能なOPなど...それなりにあります.
あとはJpnグレードのレースもほとんどがLからG3以上に(レースレーティング上)昇格できるので, これらもまた"昇格できるのに昇格しない"レースです.

Jpnグレードのレースは外国馬等の出走や過去のグレードのしがらみなど問題があるのでG3以上への昇格は難しいでしょうが, JRAのレースは簡単に? 昇格できるはずです.
それでも昇格できない理由としては, 札幌などのG1がこれまで開催されていない競馬場は観客があふれる懸念があるらしいです(私もよくわかっていません).
それ以外にもいくつか想定できないこともないのですが, かなり複雑怪奇な世界なので今回は触れないこととしておきます(きれいに整頓できたら追記するかも).
一応武豊騎手は札幌記念の昇格に賛成らしいという情報だけ共有させていただきます.

5.グレード珍百景の闇?

というわけで, 日本特有?(一応昇格できるのに昇格しないレースはオーストラリアとかにもあるらしい)のグレード珍百景(2つ)をご紹介いたしました.
最後にこれらレースに存在する問題について触れておきます.

先程神戸新聞杯がG1昇格可能であると書きました. それはすなわち, 神戸新聞杯を勝つことはG1を勝つことと同じぐらい難しいということです.
しかし実際には神戸新聞杯勝者はG2勝者と受け止められ, 不当に低い評価を受けるのです.
先程申し上げたチュウワウィザードの例もそうです. まあこの場合は馬券が美味しくなるだけで済むといえば済むのですが.

一番これが重大な影響を受けそうなのが繁殖です.
もともとグレードは馬がどれぐらいのレースを勝ったかわかりやすいようにするためのものでしたが, じゃあなぜそこをわかりやすくするのかというと種牡馬, 繁殖牝馬を取引するときにわかりやすくするためです.
その場合, 神戸新聞杯勝者は本来の実力より安く買い叩かれる危険性が考えられます.

逆の場合はJpnIのジャパンダートダービーなどが挙げられます.
ジャパンダートダービーのレースレーティングは記憶が正しければG2昇格もできない,G3レベルです.
しかし日本のなかではJpnIは実質G1扱いされる場合がたまに存在し, そのような場合は本来の格付けとレースレーティング, どちらから見ても不当に高い評価を受けることになります.

この場合特に大きな問題となるのは斤量, つまりハンデキャップでしょう.
例えば先日ペイシャエスが勝利した名古屋グランプリの斤量設定は

グレード別定:基準(3yo:55kg, 4yo+:56kg), 牝馬2kg減, 2022年12月3日までのGI/JpnI1着2kg増, GII/JpnII1着1kg増(いずれも2yo時成績除く)

といった基準です.
もしこのレースに2022年のジャパンダートダービー勝者のノットゥルノが参戦した場合, 基準の55からJDD勝ちによる+2で斤量57kg.
8歳牡馬で名古屋大賞典Jpn2/京都記念G2勝者のクリンチャーと同じ, 結果的に勝ったペイシャエスからは2kgも多い斤量を負うことになります.
この斤量増がG3レベルのレースを勝っただけなのに起こるというのは厳しいものです.

6.最後に

あとなんか書きたかった気がするんですが忘れました.
まあ, 結局この記事で伝えたかったことは

  • 不当な格付けがそれなりに問題になってると私は思います

  • Jpnグレードは本当はListed

  • Blue Book見ると国際的なグレードが確認できて面白いです

それぐらいです.

何でもJpnグレードはたしか2032年までにすべて廃止, 完全な国際グレードへの転換を目指すとのことです. つまり10年後には上で挙げた問題のうち, 斤量が多い云々の問題は概ね解決するということで良いようです.

しかし"昇格できるのに昇格しない"レースの問題に関しては, 日本競馬の収益構造や他のレースなどの根深い問題にかかわるものですから, まあ50年後ぐらいに解決できてたらいいなぐらいに期待しておきましょう. 馬産にとってはレース昇格は経済規模拡大のチャンスですから, 一応馬産中心であるはずの競馬界隈, もっとレース昇格に関する議論をしても良いような気がしますが.

ちなみにこれは全く関係ないんですが, 23日にも別のAdvent Calendarに記事を投稿予定です.
そちらでは24日から翌月3日ほどまでに開催されるレースについて適当予想する記事を書く予定です.
手に取ってみて, お気に召しましたらぜひ御覧ください.

ありがとうございました.

7.出典

https://ja.wikipedia.org/wiki/グレード制
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダートグレード競走
https://ja.wikipedia.org/wiki/競馬の競走格付け
日本グレード史の情報が足りない部分を補っていただきました.
本来は優駿とかから出典を引っ張ってくるべきなんですが, いかんせんなかなか図書館に行けないものでして...

https://gachach.hatenablog.com/entry/2022/06/26/231806
https://gachach.hatenablog.com/entry/2022/06/27/215024
https://gachach.hatenablog.com/entry/2022/11/14/210438
APCや日本グレード格付け委員会の資料をまとめていらっしゃる素晴らしきブログです.
日本グレード格付け管理要綱とかはGate J.に行けば見れるようですが, いかんせん遠い...
APCの資料はネットでも見れるのですが, あまりにもわかりやすくまとめられていたため, 参考にさせていただきました.
が茶(gachach)様, ありがとうございました.

https://www.ifhaonline.org/default.asp
IRPACのBlue Bookです.
ページ下部のサイトマップから読みに行けます.

https://www.keiba.go.jp/index.html
NAR公式ページです.
名古屋グランプリの詳細などを参考にしました.

https://www.jra.go.jp/
JRA公式ページです.
レーティング, 2007年付近の格付け, 国際競争の有無など, 多く参考にする部分がありました.

https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=201238
netkeibaに掲載された, 2022年ドバイワールドカップのブックメーカーオッズです.

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