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旗印が決まった瞬間その1

会社の、自分の旗の立て方についてお話ししたいと思います。

会社を設立してまずやったことは、「僕の会社は一体何屋さん?」でした。
完全なミスで会社を設立したので、そもそも何をするかすら、何もない状態だったんです。
コンサルティングである、とは思ったんですが、まあそのジャンルに関しては置いといて。そして、仕事が取れるか?やれるか?はまあほっといても良さそうだったのでそれもいいとして。

決めたのは僕のやりたいこと

僕が一体、この会社で何をしたいのか?
これが一番の悩みでした。
お部屋の壁いっぱいに真っ白いボードがあって「描きたい放題だよ。君の好きなように描いてくれ」と言われてるようなもんです。
ここはひとつ、会社から離れて、「what do you want?」を自分に問うてみました。
間違って作ったのがミソです。義務もタスクもない。シンプルに、旗印を立てる必要すら全くない。
旗印が大事だと人に問うてるので、「旗印を作ろう」だけを決めました。僕のやりたいこと。

やりたい事なんて元々あるものではない

NLPマスターとして色んな人と対話してて思うのは「やらなきゃいけない事」を、「やりたい事」として自分を騙したり、「やらなきゃいけない事の一部気にいる部分」を、「好きな事」と言ったりします。
「出来る事」をそう言う人もいます。
でも、わざと成分化してみると、「やりたい事」との乖離は明らかですよね。

旗印を作るときに頑張ったのは、「出来る事」と「得意な事」「持っている資格」と、「やりたい事」を紐付けないことを意識しました。令和の世が終わっても持続可能なもの。令和15年にさらなる発展をしたくなるような旗に書かれた字面。これを手に入れる必要があるなと思いました。

旗の立て方

私の所属してる会では、経営指針を作れ。と良く言ってます。ですが、どの指針を見ても、「それ普段使いしてるの?」「それで動くの?」と思えるような、「暗唱できてる俺偉い」みたいな文字列が並んでます。
もっと、ブルースリーが好きなら「考えるな、感じろ」みたいなもんでいいと思います。一度聞いたら、「あー!社長格闘技好きだしなー!」と印象に残って、それぞれの解釈で仕事を、行動を寄せていく。社員もうっかり、「先週の休み、死亡遊戯みましたよ」と話したり、決算発表の時にはブルースリーの画像がパワポに使われたり。そんな事がいいなと思いました。

自分が承認できるかどうか

まず、その会社の精神が浸透するかどうかは、「自分の承認」が一番と思います。
自分すら「なかなかええことになっちょらん」と思う旗印のまま、借り物の言葉のまま旗を掲げている人がいます。言ってることとやってることの乖離は激しい。そんなものは作りたくない。
自分が言って気持ちいいか?小学生もお年寄りも、「あーわかる!」と思ってもらえるような旗印にしたいと考えました。

次回は続く

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