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【化粧品容器】ミスティの魅力を最大限に活用する方法とは?

時代と共に進化を続け、常にクリーム容器のトップを走り続けているミスティの魅力を最大限に引き出す方法について、ご紹介します。

ミスティが選ばれ続ける理由

発売開始から20年近い月日が流れましたが、それでもなおミスティを求める声が止むことはありません。

20年近く前の商品が最先端って、どういうことでしょう?

当社のミスティに於いて、その成り立ちと魅力については以前の記事通りですが、今回は応用編ということで、その魅力を最大限に引き出す方法についてご紹介します。


奥行き感のあるデザインを最大限に活用する

基礎化粧品に於いて、如何にシンプルなデザインを魅力的に演出するかが、1つのポイントになります。

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本体インナーを標準白、アウターをナチュラルに施したミスティ

多くの場合、中身を紫外線や外的影響から保護する為に、不透明な着色を施す商品が多い中で、ミスティはアウターをナチュラルにすることで、透明感を併せ持つことが可能です。

なぜ透明感が必要なのか。
それはシルクスクリーン印刷やホットスタンプを施した際の奥行き感を生むことが出来るからです。
透明感のあるアウターの上に載る色がその周囲に移りこみ、何とも言えない美しさを表現します。
時代と共に美的感覚が目まぐるしい速さで変容していく中で、白日たるデザインとして、その地位を確固たるものとしています。

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ブランドロゴの色味をキャップに用いて統一感を持ったデザイン例


内容物に対する補色とブランド色を両立させる

外観上で大きな効果な生む内容ではありませんが、使用者様に親しみを感じて頂ける様な設計が可能です。

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本体アウター及びキャップに統一感のある着色を施したデザイン例

例えば、上記のようなデザイン設計をされた場合、1層構造の本体であれば、キャップを開けた際に内容物もそのブランド色に包まれたような印象となります。

しかし、ミスティであればインナー色を別色としてご提案することが可能となる為、内容物の色味とブランド色がそぐわない場合、例えば清潔感のある白色にすることも可能です。
研究を重ねられた大切な内容物のテクスチャーや色味を、より効果的に演出頂けます。


革新的技術のプラットフォームとして活用する

ここ数年の中で、化粧品を取り巻く環境が大きく変化しました。
その1つとして、販売チャネルの多様化があります。
それに伴い、新たなマーケティング手法が誕生し、化粧品容器を安心感を与えるものから、購買意欲を刺激するものへとニーズが移り変わってきました。

当社は常に新しく面白いものを追求する為、あらゆる分野の技術を取り入れ、オープンイノベーションを行ってきましたが、画期的な最先端の技術ほど化粧品容器への転用が難しいとされてきました。

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どうして化粧品容器には使えないの?

その理由は採用実績が無く、内容物に触れる部材は長期的なテストが必要となり、化粧品の企画設計期間から、逸脱してしまう為です。

そこでミスティの2層構造が新たなステージに上がります。あらゆる技術のプラットフォームとして。つまりは、アウター部分は直接内容物に接触しない為、より挑戦的なデザインが可能となるのです。

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光沢感を抑える特殊原料を用いたミスティのデザイン例


以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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