見出し画像

【473球目】第3四半期決算

3月決算の上場企業の第3四半期の決算が出尽くしました。3月決算だと10-12月が第3四半期ですから、12月末から数えて45日以内での情報開示の義務があります。もう少し詳しく書くと、上場企業は決算短信四半期報告書の提出が義務となっており、それぞれ決算短信は東京証券取引所の規程で、四半期報告書は金融商品取引法で定められており、決算短信についてはできうる限り30日以内での提出を求められています。金融商品取引法=金商法と言いますが、上場企業のおいてはこの金商法のルールに基づいて動いていくことが多々あります。

今日はこの上場企業の第3四半期決算を見ていて気になった点についてお話をしていきます。


同業他社の決算

各社独自の決算となっていますが、各社共にやはり着実に成果を上げていますね。

私達も当然、この製造派遣業界の中で1つの事業を行っていますので、とても気になる所ですが、1万人を超えていても着実に成長軌道に乗っている所がほとんどです。もちろん、上場企業であると成長性を求められる部分も出てきますが、この四半期決算において、私達三陽工業よりも高い成長性を見せられると、刺激にもなりますし、まだまだ規模が異なりますが、もっともっと成長をしていかないという想いを再認識させられます。

規模が大きくなっていけば行くほど、成長が鈍化していきます。規模が小さければ、成長はしやすい。それを各社共に、三陽工業の10倍以上の規模でやり続けています。持続可能な成長、投資家から求められる、いや、社員からも求められることですし、企業はそうあるべきです。その持続可能な成長を実現するために、三陽工業もシンカをしていっていますが、まだまだです。そしてこれからもっともっとシンカを重ねてそれを実現していきます。同じ業界の同業他社の決算報告に触れながら、改めて気合を入れなおすことができるのはありがたいことです。


川崎重工

今日の本題はこちらです。

先日11日の日本経済新聞社の記事に載っていました。第3四半期を受けての今期の決算の見通しを情報修正したという記事です。しかも事業利益の約8割をパワースポーツ&エンジン部門が占めるとのことです。数年前赤字だったこの部門。だから分社化されたのではと勝手に推測をしていますが、そのバイク及び関連部門が川崎重工全体の利益の8割を占める。三陽工業に入社して18年になりますので、少なからず18年間は川崎重工の動向にアンテナが立っています。

リーマンショック前の絶好調だったバイク部門。当時は今ほどタイやインドネシアの工場での生産が多くなかったので明石工場はフル稼働でした。そこからのリーマンショックでの落ち込み。リーマンショック以降は、航空機とロボットが完全に主役だった気がします。どちらもお客様ですし、ありがたいことですが。そして、このコロナ禍に突入する前の分社化の発表。もしかして、Kawasakiのバイクが無くなっていまうのではないか?そんな憶測もネット上では存在します。そこからのコロナ禍においてのこの好調ぶりと、25Rや4Rに代表される様な攻めの姿勢。今回の上方修正では、連結純利益が前期比4.3倍の540億円になるという見通しだと記事に掲載されています。詳細は川崎重工ホームページにも記載されています。

https://www.khi.co.jp/ir/pdf/pre_230210-1j.pdf

こういった情報に触れれば触れるほど、全日本ロードレースJSB1000へ復活して欲しいという気持ちが高まっていきますよね。KRP三陽工業&RS-ITOHは、Kawasakiレジェンドライダー柳川明を擁して2023年シーズンもJSB1000へと挑みます。いちKawasakiファンとして、いつの日か全日本ロードレースの最高峰JSB1000クラスにKawasakiワークスチームが返ってくることを祈っています。

本日はありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!