見出し画像

【413球目】定着が良い

三陽工業の拠点には退社率(定着率)という指標があります。

その数字が良い拠点のお話をしていきます。
数字が良い拠点のパターンは大きく分けて2つです。
各々のパターンについて、見ていきますね。

生産推進グループ主任がHR営業

生産推進グループの主任が完全にHR営業の仕事の一部を行ってくれています。生産推進グループ主任が有効に機能している拠点。これが定着の良い拠点の1つ目のパターンです。

有効に機能。

ここを具体的に言うと、主任自身が主任とは何ぞや、どんな役割と責任を持っているかの理解が進んでおり、その上でHR営業や拠点長と連携を取って、日々の思考と行動についてシンカさせようと継続的な活動を行ってくれています。

各配属先において、仲間を増やす為にどうすれば良いのか、ここを徹底的に考えて、行動が見えています。私からも見えるということは周りからも見えるということです。新たな生産推進グループ社員が配属になる時には、その主任たちはとても頼もしい存在であることは容易に想像がつきます。

1人1人の主任の動きのシンカ、そして定期的な主任会議による情報や課題の共有。それらを徹底して継続することによって、周りに安心感を与えてくれている。それが高い定着率へと繋がっています。

2つ目のパターン

主任がいない、もしくは人数が少ないのに定着が良い拠点があります。

そういった拠点の共通点は拠点長がとにかく動く。主任がいなかったり人数が少ないという事は、全体の在籍人数も少ない訳なので、拠点長であったとしてもお客様を担当して、自身で動いています。その動きが人に寄り添っているのです。

寄り添う=距離が近い、という単純なものではありません。

距離が近すぎてダメな時もあります。付かず離れず、最適な距離感が寄り添うことに繋がっていきます。それを拠点長自らやってくれている、もちろんHR営業も協力しながら。そういうった拠点では、定着率が良い状況が生まれています。
1つ目のパターンとは異なるパターンではありますが、実際の所そういうった結果となっているのは事実です。

理想は

理想はパターン②で拠点の在籍数を伸ばしつつ、パターン①へと移行していくことなのでしょう。在籍人数が多いと、主任が機能しないと仲間を増やしていくことが困難になっていきます。人数が少ない時には拠点長が自ら行動をしながら、組立を行っていく。人数が増えてくると、その増えた仲間から主任や主任候補を見つけ出して、同じ様に強い想いを持ってくれる仲間を揃えていく。そうすることで、主任が有効に機能している状態が出てきます。

なんでもそうですが、いきなり理想形にはなりません。試行錯誤を繰り返していきながら、理想形へと近づいていきます。そして、大切なことは、その理想形への強い想いです。

こんな拠点を創る!!それで拠点がシンカしていきます。

今期も残り4ヶ月を切っています。
来期の予算も始まっている状況の中で、とても大切な定着について、現状の数字がどうなっていくのか、楽しみです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!