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【280球目】役員研修

先日、三陽工業本社にて子会社を含めた役員研修が開催されました。

今日はそのお話です。


きっかけ

役員である以上は、自身で必要な知識を吸収し、その上で責任感を持って業務を遂行していく。

そう考えていましたが、ふとしたキッカケで、それは思い込みではないかと考えるようになりました。ましてや従業員という立場から急に役員という立場になる訳ですから、学ぶ必要があるという意識をより持ってもらうためにも導入教育が必要ではないかと考えて今回の開催に至りました。

今後、新任役員が誕生した際には必ずこういった研修を受講してもらいます。


会社の役割

10年ほど前に元川重の人にリーダー研修をお願いしていました。

その時の光景を良く覚えています。講師が会社の役割とは?と聞いたことに対して、給料を払うことと答えた社員がいました。この答えは決して間違っていません。

その上で講師の先生が、

そうだね、給料を支払うことだけれども、給料を支払い続けることが会社の役割だよね。

そう返答していた事がとても記憶に鮮明に残っています。そうなんです。給料を支払い続けること。何なら、賞与も支払続けること、昇給も継続していくこと。それが必要です。


その為には

給料や賞与、昇給を継続していくために何が必要か。

会社の持続可能な成長が必要です。だから会社は成長していかないといけません。やったことがないことやってみる必要があります。同じことを繰り返していて成長する時代もありました。でも、今はそんな時代ではありません。やったことがないことやっていくことが必要な時代です。


研修内容

1.役員の責任と責務
2.インサイダー取引規制
3.コーポレートガバナンス
4.コンプライアンスの意義と実践
5.グループディスカッション(コンプライアンス経営の実践に向けて)

こんな内容です。1つ1つを聞いているとあることに気付きました。

なぜコーポレートガバナンスが必要なのか?
なぜコンプライアンス経営が必要なのか?

応えは、企業の持続可能な成長の為です。では、企業の持続可能な成長の為に何が必要なのか?三陽スタンダードです。

結論、

コーポレートガバナンスやコンプライアンス経営には三陽スタンダードが必要であり、三陽スタンダードを徹底することができれば、それらを達成し、持続可能な成長をしていくことができるということです。

そこに気づきました。三陽スタンダードを徹底することは製造やHRや間接部門の仕事で成果を上げるのみならず、会社全体の方向性を正しい方向に導いてくれます。改めて、三陽スタンダードの大切さを感じました。


まとめ

これから改めてIPOの動きが出てきます。

その中で、コーポレートガバナンスコンプライアンスは当たり前の様に出てきますし、その他にも様々な対応をする必要があります。そのどれもが、企業が持続可能な成長をしていくための手段であり、(そもそもIPOもその手段の1つです)、それを達成するためには三陽スタンダードの徹底が大きな武器になります。

グループディスカッションの中で、三陽スタンダードの話をしている時に、監査役の徳岡さんがそれはスタンダード⑤ですよね。という何気ない会話がありました。

三陽スタンダードの様な会社の行動指針をしっかりと理解している監査役がこの世の中にどれくらいいるでしょうか。少ない気がします。自分の思考と行動が三陽スタンダードに沿っているかどうか。それが徹底できているかどうか。特に拠点長以上、HRならば一般営業社員以上は見つめてください。そして、誰もができない位に徹底することができれば必ず成果はついてきます。

役員研修を通じて、三陽スタンダードの大切さを改めて認識しました。これからも、三陽スタンダードに沿った思考と行動を継続していきます。

本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!