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【843球目】全日本ロードレース第5戦

先週の8月24日、25日に栃木県のモビリティリゾートモテギで全日本ロードレースの第5戦が開催されました。

KRP三陽工業&RS-ITOH

このレースは2&4となり4輪との共同開催のため、JSB1000のみの開催となります。今回は現地に行っていませんが、このレ―スで感じたことを今回は振り返っていきます。

DUCATIの勝利

今回の結果はこちらから確認できます。
【順位結果】2024全日本ロード第5戦もてぎ2&4 JSB1000 決勝レース | MotoGP | autosport web (as-web.jp)

DUCATIがとうとうトップを取りました。今シーズン、黒船襲来と言われ表彰台に乗ることはあってもトップには届いていなかったDUCATIが2位のYAMAHAに約4秒の差をつけての優勝となります。全日本ロードレースの3戦(4戦目はJSB1000は無しですので)と鈴鹿8耐を経てのブッチギリでの今回の優勝になります。

2位、3位のYAMAHAはレースによってはブッチギリのトップのケースもあります。要は速いマシンとライダーです。そんなYAMAHAの2台が遅く見えるるほどDUCATIマシンが速かった。決してYAMAHAのマシンは遅くありません。ただ、DUCATIが速すぎただけ、そんなレースだった様な気がします。

ポテンシャル

このDUCATIのマシン。元々のポテンシャルはとんでもなく高いです。世界を走っていたマシンですから。ただ、それでも全日本ロードレースではYAMAHAに勝てなかったレースが続きました。

きっと、もどかしかったでしょう。そのポテンシャルが発揮できないもどかしさは容易に想像ができます。その上で、これは想像ですが、鈴鹿8耐への参戦も大きかったのではないでしょうか。そこで得られたデータは莫大な量のはずです。そもそも、ブリジストンを履いてのレースは今回が初めてだそうで、マシンとタイヤの相性等々もレースには深く関係してきます。多くのデータを元に実践でも試行錯誤を継続して来た結果が今回のレースに出た、それだけのことです。

それにしても強かった。
YouTubeで見ていましたが、本当に速かった。そして、こういうレースをDUCATIはやりたくて仕方がなかったのだと思います。それをこの全日本ロードレース5戦目で実現した。色んな人の色んな想いの詰まったレースでした。おめでとうございます!

さて、

YAMAHA・HONDA・SUZUKI・KAWASAKI。
日本を、いや世界を代表するバイクメーカーと言っても過言ではありません。この4大メーカーが世界のレースのトップクラスだった時代もありました。日本のレースが非常に盛り上がっていた時代もありました。そんな全日本ロードレースにイタリア車のDUCATIが断トツで勝利した!国内メーカーが国内のロードレースでしのぎを削っていた時代からすると考えられないことですね。

本田宗一郎さんは激怒しそうな気がします(笑)
ポップ吉村さんも激怒しそうですね(笑)

残りの全日本ロードレースは、九州、岡山そして最終戦の鈴鹿です。DUCATIが残り全部勝つのではないか、そんな期待をしてしまうほど圧倒的な勝利でした。次回、9月のオートポリスが楽しみです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!