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【516球目】新規営業の大切さ

若い時に言われた言葉をよく覚えています。営業無くして繁栄なし。その通りだと思います。今日はそんなお話です。


新規営業の経験

私の社会人としての初めての仕事は新規営業でした。

いきなりリストを渡されて、アポイントを取る。断られても次の日に平然と電話する。1日経つと状況が変わってるかもしれないからという理由で。300件電話すると1~3件くらいは新人でもアポが取れていました。朝から晩まで電話すると300件くらいになります。数字がないのが嫌で必死に電話してアポを取る。アポが取れるとすぐさま会いにいく。会うことができれば、契約に向かって最短で話を進めていく。午前中アポが取れて会いにいき、話を詰めて資料をもらって支店にもどり超特急で資料作成し上申し、夕方に実行する。これが最短です。電話で即切りされると心が折れそうになるのは数日間の我慢でした。すぐに慣れました。それより契約が完了した時の充実感が好きでしたね。支店に戻るとちょっとしたヒーロー扱いです。佐賀市駅前中央の事務所の一室で必死になってやっていました。


業種が異なると

2社目の会社に入っても最初は同じことをやりました。

ただ、スピード感が圧倒的に異なります。その日に依頼をもらっても、その日に契約締結できません。バイク部品の研磨からタービンブレードの研磨へと移行した時と同じ感覚です。スピード感はその対象職種によって全く異なりました。製造でも営業でも同じことを感じました。どちらが簡単か。私としてはスピード感がある方が簡単でした。是か非かの結論がすぐ出る方がやりやすかったですね。新規営業と一言で言っても様々な考え方ややり方があります。共通しているのは、世の中の全ての会社にとって新規営業は必要不可欠であるということです。営業無くして繁栄なし。真理です。


新規営業からの気づき

今の三陽工業においても新規営業を経験するとプラスになることが多々あります。

1つのお客様とお取引をする苦労や1枠の大切さ。相手はそれこそ十人十色ですので、様々なケースに合わせていく必要があります。その中で、働く人の事を最優先に考えていきながら、進めていきます。新規営業も退社抑止に大きな武器になります。1つの現場で適性がなかったり、波長が合わなかったりしても現場が変わって安定するケースはよくあります。そう考えると、配属先は1つでも多い方が良い。退社率を低下させるという大きなミッションにおいてもこの新規営業が大きな武器になるのです。


退社率を下げるというミッション

今期の三陽工業は退社率に対して大きなミッションを持っています。

そのミッションを達成する為に何が必要なのかを考え抜くと新規営業が必要であるという1つの結論に辿り着きます。もちろん、本人に寄り添うことは大前提ではありますが、それだけでは足りない。物理的にいくつかの選択肢を持つ必要があります。その為には新規営業がいります。退社率を下げる、本人に寄り添うということですが、これは面接時からスタートしています。面接時での説明や立ち振る舞いからスタートしているのです。退社率を下げる為には、面接の対応も精度を上げて寄り添っていかないといけません。

何が言いたいのか。退社率を下げようとすると全ての業務において真摯に向き合い、本気で思考と行動を積み重ねる必要性に気付くことができます。ここに気付いて行動できると強い。強い拠点が出来て来ます。そして、生産推進グループに寄り添えている拠点では人材育成にも長けています。結果、良い人材が集まる結果となり、仲間がより増えていきます。拠点において正のプラスのスパイラルが生まれて来ます。なので退社率について毎日の様に話をしています。新規営業も採用も事務処理も当然大切なことです。その上で、退社率について深く本気で考えることができれば、自ずと全ての業務が大切であることに気付きます。

この数年間での私自身の思考の覚醒もありました。それを現在全国の拠点で実行してくれています。退社率のミッションを達成する。これが今年の覚醒です。4月もあとわずかです。どういう結果が出てくるのか楽しみです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!