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【526球目】新しい福利厚生やってみる

三陽工業では福利厚生プロジェクトが存在しているのは何回かこのnoteに書いたことがあります。先日も面白い福利厚生制度という題名で書きました。今日は、実際に三陽工業でやろうとしている福利厚生制度のお話です。


福利厚生PJ会議にて

新しい福利厚生制度の原案をメンバーが作ってくれています。

子育て支援という明石らしい福利厚生制度を作る為に、具体案を作成してくれています。それとは別に、新卒社員向けに新たな福利厚生制度を創りたいというメンバーからの提案があり、その方向でも検討が始まりました。新卒社員は20代前半です。そういう人たちに何が響くのか、どんなことに興味があるのか、試行錯誤の時間が続いています。


入社式にて

先月4月3日に入社式が開催されました。

その時の私の挨拶の中で、今日の初出勤が終わったらぜひ今までお世話になった人にありがとうと感謝の気持ちを伝えて欲しい、そんなお話をさせて頂きました。そんなお話をした後に私も行動すべきだと思い感謝の気持ちを伝えています。とても照れましたが。感謝の気持ちを伝えるのにはちょっとした勇気があれば可能です。LINEでも電話でも手紙でも、手段はなんでも良いと思います。それでも照れてしまう場合もあると思いますので、その場合は社長命令だからと言っても構わないと伝えました。そういうことが自然とできる人の方が少ないですから、ただ一度やってみれば2回目は意外と簡単にできたりもします。私は1回目と2回目の間にとても時間が空きましたけどね。


初任給

初任給でお世話になった人にプレゼントを渡す、ご飯を食べに行く、そういった話は良く耳にすることがあります。

素晴らしい行動ですよね。私はそんなことができませんでした。だからこそ、新卒社員のみなさんにはそういった行動を取って欲しいと思います。された方はきっと嬉しいでしょうし、一生記憶に残るでしょうからね。ただ、初任給は本人が1ヶ月頑張った初めての給与です。その使い道を強制する訳にはいきませんし、自分で稼いだ給与を自分でどうしようが自由です。それが自然な考え方です。


やってみます

そんな想いが繋がって、初任給にお世話になった人に恩返しする手当を支給しようという話になりました。

そして、それを今回の4月入社の新卒社員から始めようと。三陽工業の給与支給日は20日です。5月20日が初めての給与になります。その初めての給与にありがとう手当(仮)がついてきます。1人1人は色んな想いを持ってこの1ヶ月頑張って来ました。そんな新卒社員に心ばかりのプレゼントです。そして、ぜひどんな事をしたのかをコミュニケーションの中で聴いて欲しいです。そんな話は人を元気にする力がありますし、人を笑顔にする力があります。

社内のgamba!(日報アプリ)で、たまに生産推進グループ社員との写真が掲載されることがあります。バイクでの写真や飲み会での写真。私はそういった写真を見ることがとても好きです。心が気持ちよくなります。様々な地域で、三陽工業の看板を背負って頑張っている社員はとても大きな財産です。そんな人達の笑顔に触れることができるのは心が穏やかになります。そして、こんな話を書くと、やらなければならない!という責任感を持ってしまう人もいるかもしれませんが、それは自然体で良いと思います。本人が写真を撮りたいと思えば撮れば良いし、無理矢理撮る必要はどこにもありません。

こんな話を書いていると、ふと頭に浮かんだことがあります。新卒社員限定ではなく、新しく仲間になる人全てを対象にしても良いのでは?また、どこかでそんな議論が始まることを楽しみにしています。外部環境は凄まじいスピードで変化しています。他責にしてしまうと、自身の成長が止まります。制約された条件の中でいかに最大の効果を出していくか。大切なことです。私たちは変化し続けているからこそ、シンカすることができ、シンカしているからこそ、成長することができます。三陽スタンダードにあるシンカ。三陽工業としてとても大切にしていることですし、これからも大切にしていくことです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!