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【293球目】事業戦略部

三陽工業には事業戦略部という部署が存在します。

HR事業部やGT製造部のことを話したり説明したりする機会は多いのですが、事業戦略部のことをお話する機会は少ないので今日はその話になります。

どんな部署か

様々な役割を担っています。

事業戦略部以外の部署のサポート。
M&Aの企業選定からクロージング。
子会社の統合作業。

すごい簡単に書きましたが、業務の幅はとてつもなく広いです。サポートと一言で書きましたが、HR事業部において業務請負の話があれば飛んでいきます。GT製造部において必要に応じて、効率化の企画立案や実行を行います。経営管理部の相談に乗ることもあります。M&Aは始まりから終わりまでそのほとんどの役割を担い、同時に子会社がスタートした際の業務についても事業戦略部が行っていきます。そのM&Aにおける役割についてもう少し詳しく書いていきます。

M&Aにおける役割

一言で言うと、始まりから終わりまで全てが役割です。同時に、子会社としてスタートする際にも、経営者及び現場の責任者の役割を担っていきます。具体的にあったケースでは、事業戦略部として、M&A対象企業を選定。様々な対話、打合せ、調査を重ねてクロージング。クロージング後には事業戦略部長がその子会社の社長に就任。事業戦略部長はいつまでも兼任で社長として存在できないので、早い時期から次期社長を選定して、引き継いでいきます。引き継ぎが完了すると、兼任は外れますので新たなM&A先を求めて情報収集を行います。ここは兼任ですので社長をしながらの事業戦略部長ですから、社長と情報収集は同時進行をしています。

この具体例は、サンテックという子会社のことです。

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今のサンテックの社長は三陽工業グループになってから2代目社長です。ベースは事業戦略部があってこその今です。そんな事業戦略部が今も様々な場所で活躍してくれています。メンバーは岡山や香川、長野と様々な場所で活躍してくれています。メンバーの1人は私よりも社歴の長い製造のスペシャリストです。そんな人がいてくれることに感謝ですね。

今後は

今は少人数で業務を行っている事業戦略部。これからの三陽工業はさらにM&Aを加速させていきます。IPO準備に本格的に入ると少し難しさはありますが、IPO達成した後は加速度的に伸ばしていきます。そうすると、より人材が必要になります。

どんな人材か。

自分でM&Aの対象先を選別し、対話や交渉を行う。そして、それが成立すると社長として子会社へ赴く。引き継ぐことが大前提ではありますが、数年間というスパンでそれを実現させていく為に、計画的に業務を進めていきます。引き継ぐことができれば、次のステージを求めて、また旅立ちます。三陽工業はM&Aを通じて、事業承継者不足や現場の人手不足という社会問題を解決し、生産推進グループという強みを活かして、日本の製造現場を元気にしていきます。その中心的役割を担っているのが、事業戦略部です。対象先企業調査=デューデリジェンスは外部の弁護士・税理士チームが行います。ここも心強い。当然、三陽工業グループとしての連結対象になりますから、経営管理部の力も借りていきます。これまた心強い。子会社の社長を目指そうとする人材。子会社の社長は、製造から経理、総務、労務管理、営業、広報、採用等と様々な業務を行う必要があります。

それをやりきる覚悟がある仲間を増やしていくこと。

日本の製造現場を元気にする為に必要なことです。

これからもそんな視点を持ちながら、様々な可能性を探っていきます。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!