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【831球目】退社について

どんな会社でも必ず退社する人がいます。
三陽工業でも川崎重工でも必ず発生します。今日は退社についての考え方を書いていきます。

昔は・・・

新卒で入った会社では、その年の新卒社員が300名入りました。3年後辞める時には80名ほどだったと記憶しています。とんでもない退社率です。3年という短い期間でしたが、その3年ですら続く人が全体の3割にも満たない。なんでそんなに早く辞めていくのか疑問でしたが、中途採用の人もすぐに辞めていきましたね。

….数字だけが全ての世界についていけない。….
….数字のプレッシャーで夜も寝られない。….

そんな声を多数聞きました。そんな声を聞いても、『営業だからあたり前でしょ』そんな風に考えていた20代前半の私です。今から20年以上前ですね。

今どう考えるか

そして、いま退社についてどう考えるか。
結論から言うと、退社=転職して今よりも豊かに幸せになれるのであれば、気持ちよく送り出すべき。そう考えています。もちろん、三陽工業において働く人の人生を豊かにしたいと本気で考えています。まだまだ小さな会社ですから、条件的に他社より劣ることもあるでしょう。

そんな中で個人の考えはもちろん尊重します。
ただ、その人が見えていない部分もあるはずです。そんな見えていない部分でアドバイスを貰った時はぜひ耳を傾けて欲しい。

〇三陽工業には、大手企業を退社されて入社してくれた人がいます。
〇日本中の人が知っている様な企業を辞めて入社してくれた人がいます。
〇もっともっと規模が大きな会社から転職してくれた人がいます。
〇多くの内定から三陽工業を選んで入社してくれた人がいます。

三陽工業で働くよりも幸せになるなら退社はしかたないと思います。ただ、そうでなければ、辞めない方が良い。GTでもHRでもその他の部門でも、こんなに寄り添ってくれる人達はそうそういませんからね。

カムバック

アルムナイというよりカムバックという方が分かりやすいですよね。
カムバックして入社してくれた人もいます。拠点長や役職を持っている人でもカムバックした人がいます。

もちろん、その期間継続して働いてくれている社員に対しての想いをしっかりと受け止めての入社のはずです。それでも戻って来てくれる。ありがたいことですね。退社して初めて気づく三陽工業の良さもあるはずです。まだまだ足りない所だらけの会社だと思っています。だからこそ、それを創る面白さもあるのだと思っています。

今期に入って能動的な動きも増えてきました。先週末のgamba!(三陽工業ではgamba!という社内日報アプリを使用しています)でも、おっと思うような動きが投稿されていました。成果がでるまでのタイムラグ。そんな気がしています。

▼Gamba! 日報アプリはコチラです


新卒社員が入って来るまでは三陽工業には中途入社の人しかいませんでした。私もその1人です。2つの会社を経験して三陽工業に入って来ました。

世の中には数多くの企業があります。そして、その企業の中から三陽工業を選んでくれて出会える確率はとてつもなく低いです。せっかくの貴重な縁ですから、大切にしたいですね。もし、三陽工業の拠点が昔の様に明石にしかなければ、いま縁がある人の多くの人と出会えていないかもしれません。

そういう意味ではこの縁は必然なのだと考えています。
いまの三陽工業は過渡期です。次のフェーズに向かっていく為の壁にぶつかっている、そんな感じです。能動的に思考して行動できる人がもっともっと増えてくることを期待しています。じっとしていても変わりません。動いてみると上手くいかないこともあります。動かないと何も変わりません。まずは考えてやってみる。それを成果がでるまでやり続ける。根本的な考えはこれです。いたってシンプルです。

そして1人でやるより仲間とやる。そうした方が楽しい時はより楽しく、辛い時は半減されます。全国各地で縁をいただいていることに感謝です。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!