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【823球目】2024鈴鹿8耐②

昨日はレースのことを一切書いていませんので、今日はレースについてを中心に書いていこうと思っています。


Kawasaki

第45回鈴鹿8時間耐久レースに参加したKawasakiの車両は合計で4台あります。

Team Kawasaki Webike Trickstar
Kawasaki Plaza Racing Team
Team38
KRP三陽工業&RS- ITOH

この4チームです。そのうち
Team Kawasaki Webike Trickstar
Kawasaki Plaza Racing Team

はKawasakiのオフィシャルなチームです。Kawasakiのページで紹介されています。
鈴鹿8時間耐久ロードレース | カワサキモータースジャパン特設サイト (kawasaki-motors.com)

Team Kawasaki Webike Trickstarは世界耐久を走るチームであり、耐久のプロフェッショナルです。そして、Kawasaki Plaza Racing Teamは全日本ロードレースST1000クラスを走るチームであり、いつもの全日本ロードレースでも活躍し、今シーズンは表彰台も獲得しています。

そしてTeam38はカワサキモータースの社員さんの有志チームです。
今回は縁あって、三陽工業がスポンサーをしており、Team38のバイクにも三陽工業のステッカーが貼られています。この4台がどんな走りをしていくれるのか、とても楽しみでした。

予選は

予選の順位はこのようになりました。

Team Kawasaki Webike Trickstar・・・18位
Kawasaki Plaza Racing Team・・・26位
Team38・・・43位
KRP三陽工業&RS- ITOH・・・22位

計46台が出場する中での順位です。
8耐にはクラスが存在し、EWCと言われる改造範囲の広いクラスとSSTと言われる改造範囲の狭いクラスです。

4台のクラスはそれぞれこうなっています。

【EWC】
Team Kawasaki Webike Trickstar
KRP三陽工業&RS- ITOH


【SST】
Kawasaki Plaza Racing Team
Team38

決勝

2024年7月21日日曜日午前11:30に鈴鹿8耐はスタートしました。
開始約10分ほどでKawasaki Plaza Racing Teamが転倒、他数台も転倒があり波乱の幕開けとなりました。

最初の1時間は転倒が多いですね。
北川圭一さん(元ライダー)がインタビューで仰っていましたが、どうしてもスタート直後はライダーが攻め込んでしまうそうです。なのでどうしても転倒が多いと。あとは気温が上がり切る14:00-15:00ごろ
タイヤのグリップが暑さゆえに低下するそうです。

8時間の耐久レースは過酷です。
ライダーのみならず、チームのみなさんには本当に頭が下がります。
各々の役割を各々が全うする。だからこそ、チームが成り立ちます。

そんなチーム一丸となって8時間を走り抜いた結果、KRP三陽工業&RS-
ITOH
は16位でフィニッシュすることができました。
これは4台のKawasaki勢の中ではトップの順位です。
Kawasaki勢の順位は以下の通りとなりました。

KRP三陽工業&RS- ITOH・・・16位
Team38・・・30位
Kawasaki Plaza Racing Team・・・35位
Team Kawasaki Webike Trickstar・・・42位

今回、私達KRP三陽工業&RS-ITOHはライダーが2名でした。
フリー走行時に柳川明さんが転倒により出場できない状況で2人のライダーがよく頑張ってくれました。
佐野優人・佐野勝人2人のライダーには感謝です。

8耐を振り返って

2016年に初めて鈴鹿8時間耐久レースを観戦しました。
その時の観客がトータルで約12万人。
今年は5万6千人と半分以下となっています。
2020年、2021年はコロナの影響で中止となり、昨年は4万2千人でしたからコロナの前後で観客動員はさらに下がっていることになります。

2016年から8年が経ちました。鈴鹿8耐に対しての私自身の想いも変化をしています。2回の中止はありましたが、8年続いていると当たり前のように夏は鈴鹿8耐に参加をしています。ただ、この当たり前は当たり前ではないということを改めて認識をする必要があると思っています。

多くのバイクメーカーがレースの世界から撤退をしています。
Kawasakiは来年、とうとう世界中からKawasakiのチームが消滅します。
そんな状況の中で私達が何ができるのか。
改めて見つめ直す必要性を感じており、それを形にしていく必要があります。

今回の鈴鹿8耐に関係する全てのみなさんに感謝です。
そして、本来はこれで夏が終わるのですが、今年はまだまだ夏本番です。
暑さに負けずにやっていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!