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【古生物の肉の再現プロジェクト】肉の歯ごたえの決め手!「でんぷん」ができるまで Part①

こんにちは!「古生物レストラン」で古生物の肉を再現するプロジェクト担当の三和澱粉工業さんわでんぷんこうぎょうの高原です。「古生物レストラン」のページはもう見てくれましたか?
わたしたちがチャレンジした古生物の肉にも使われている「でんぷん」のことを紹介したいと思います。

でんぷんってなんだ!?

いろいろな食べもののやわらかさや、歯ごたのような「食感」の決め手になるのが、私たちが研究している「でんぷん」です…

といっても、そもそも「でんぷん」ってなに?

答えはズバリこれです!

目に見えないないくらいの小さな粒が集まった粉です。
顕微鏡けんびきょうでのぞいてみるとこんな感じ!

澱粉光顕
でんぷんの顕微鏡写真、ひとつぶの大きさは1ミリの10~100分の1くらい

ヨウ素でんぷん反応」っていう現象で、でんぷんが青くそまっています。
植物の種類によって大きさや形もちがっていて、とてもきれいですね。



でんぷんってどんな役目があるの?

この「でんぷん」が何者かというと…
植物のエネルギー源

植物は太陽の光をあびて、二酸化炭素と水からエネルギーを作ります(光合成っていいます)。
そのエネルギーをたくわえるために作られるのが「でんぷん」です。

光合成でん粉2
光合成で作られるでんぷん

お米ジャガイモ球根などには 「でんぷん」がたくさんつまっています。
お米をたべて元気になるのは、植物からエネルギーをわけてもらっているからなんですね。

そんな植物の成長に欠かせない「でんぷん」をつかって私たちは古代生物の肉をおいしくしていきます!

今後の記事もお楽しみに!

「でんぷん」についてもっと知りたくなったら、「三和澱粉」のホームページもチェックしてみてね。

※Part②へのリンク

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