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国際女性デーに、思うこと。

今日は国際女性デーだ。

ライフワークとして、女性のエンパワーメントに関わりたい。
そう思って、ここ数年、活動をしてきた。
でも、ここに来て、心境が変化してきていることを感じている。

今、自分の仕事にリソースを集中投下し、
仕事で実績を作ることの必要性だ。

今までは、これまで覆われていた無意識のバイアスを振り払い、自分に自信をもたせて、行動させるために、仲間とのつながりが必要だった。

4年前、書籍「LEAN IN」との出会いで、女性の内面にあるバイアスの存在に気づいた。無意識のバイアス、自信のなさで、自分で自分の可能性を制限していたことに愕然とした。

自分と向き合い、奮い立たせ、あのころよりは、私はまっとうな自信をもって生きていると思う。

その内面的な変化の際には、同じ境遇の仲間とも言える同世代の女性とのつながりも重要だった。ボランティアで女性のエンパワメントをするイベント運営をしたり、社内でサークルを立ち上げたりした。

そのつながりからもらったパワーは計り知れない。

それから、2度の職場異動を経て、
今、個人的な女性のエンパワメントへの関わり方として、フェーズが変わったと感じている。

3年前は、意思決定の場において女性がマイノリティになる環境にいた。
ボスは男性、部署の管理職も9割以上男性だった。

それが今は、ボスは女性。実務的な意思決定も女性がしている。女性だから遠慮する、会議室で隅っこの席に座るなんて、ありえない。
結果を出すこと。数字にこだわること。そこに性別は関係ない。

厳しいけど、裁量がある。

私は大企業のジョブローテーションで2−3年おきに様々な職種・職場を経験した。いわゆるジェネラリスト路線。どんな職場でも、それなりに順応してやっていける。でも何が専門で、何が実績かと問われたときに答えられないのが、弱点だ。

今後、若手の女性にアドバイスをする立場になるにしても、転職をするにしても、副業をするにしても、何をしてきた人間なのかを語らないわけにいかない。

幸い、今の職種は、自分の性格や適性を考えても、とても合っていて、これから自分のキャリアの軸にしたいと思えるものだった。

だから、今の職種を、極めることにした。
立ち上げたサービスを軌道にのせて、黒字化させる。
そこに、自分のリソースを集中投下する。2年間が勝負だ。

今、本業に向き合うことが、これからさらに歳と経験を重ねたときに
人をエンパワーメントすることのパワーになると信じて。


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