「嫌われてもいい人」を決める。
担当しているサービスリニューアルで、コンセプトやターゲットを整理することになった。
そのときに、ターゲットとして「好かれたい人」「嫌われてもいい人」を考えた。例えば、事業収益構造上、2人前は提供するけど、1人前は提供できないから、一人暮らしの人には嫌われてもしかたない、とか。
この考え方、結構いいなと思った。
人間関係にも、使える。
誰かを嫌いと思うと、きっとそれは相手に伝わる。
だから極力、嫌いになりたくない。
でも、人間関係、合う合わないはあって。しかも距離の近い人とはなんとかうまくやっていかないといけない。
そんなとき、嫌いにはなりたくないけど、好かれようと思うと、苦しくなることがあった。
嫌いになるわけではないけど、嫌われてもいいと、あきらめる。
そうすると、萎縮しなくてすむし、嫌いと思っているわけではないから、相手に「嫌い」が伝わることもない。
サービスも、人間も同じ。
みんな違うから、全員に好かれるわけはない。
サービスだったら万人に受けるとかないって、わかるのに、人間関係だとつい誰からも嫌われたくないと思ってしまう。。。
そんな私には、この「嫌われても仕方ない」認定は、精神衛生上とっても便利だった。
全員に好かれなくていい。
一部の人には、嫌われても仕方ないとあきらめて、
自分のやりたいことを貫こう。