【読書ログ】仕事はもっと楽しくできるbyONE JAPAN
大企業の、若手有志団体のONE JAPANのことが書籍になった。
ONE JAPANのイベントには2回参加して、すごく刺激をもらった。
ONE JAPANに参加する団体には3つのユニークネスがあります。
①大企業の有志団体であること
②若手中心に活動していること
③個人ではなく団体として活動していること
情熱があって、前向きで、ほんとに素敵な団体。
しかも、人がつながるだけでなく、会社をまたがるプロジェクトで新しい商品やサービスを世に送り出している。
なのに。
イベントに行くと、なんか、もやもやした。
すごーい!勉強になった!って、素直に思えなかった。
理由は、たぶん、、、、
嫉妬。。。
社内で有志サークルを運営しているものとして。
わたしたちは、社内のつながりを作った先に、何かを生み出すところまでは目指せていなかった。それを目指して、実現しているONE JAPANが、うらやましかった。
でも、この本に出てくる富士ゼロックスの大川さんの話に励まされた。
目的は「楽しい」を共有して信頼関係のある「人のつながり」をつくること。
「会社の中で人が集まっていると、必ず『目的は?』『つながりをつくってどうするの?』『アウトプットは何?』と聞かれます。そう言われるたびに僕はずっと『いや、このつながり自体が目的なので』と答え続けてきました」
米マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱した「組織の成功循環モデル」でも、「結果」よりも「関係」を重視する組織の方が成果は出やすい、と言われているそうだ。
私たちの活動は、「わたしたちによる、わたしたちのための、女性のエンパワーメント」
お互いのキャリアを励まし合えるつながりを作ること、一人ひとりが一歩踏み出すことを目指して活動している。
なにか成果をださなきゃいけないんじゃないかと思ったけど、まずは焦らず、今のままで、進んでみようと思った。
せっかくいろんな部署をまたがって、つながりを作るから、もちろん仕事につながると嬉しいし、つなげていきたい。
でも、成果は?アウトプットは?とこだわるのは、主旨じゃない。
明日は、月に一回のイベントの日。
ゆるく楽しく、つながりが生まれますように。