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生活

せっかくの2連休、どこか遊びに行ったり、観たかった映画を観に行ったり、買ったままの本を読んだり、洗濯したり部屋の掃除をしたり、いろいろしたいことはあるけれど結局ただただ家で寝ている。という日が多い。

いつもいつも理想の1日というものを求めて理想通りにしようと頑張るのだけれど、上手くいかない。ああ今日も駄目だったと深夜3時に落ち込むのも良い加減疲れた。

素晴らしい1日を過ごせた日はあっただろうか。あれはたぶん8月の末頃。京都に帰った日。昼から友達と台湾料理屋(ハッピー飯店という店の名前が妙に語呂が良くて気持ちよかったのを覚えてる)で台湾ビールを飲んで、もうすぐ閉館するみなみ会館で『タクシードライバー』のフィルム上映に行き、夜は銭湯に行って、学生時代よく行っていた飲み屋で日本酒と美味い料理を楽しんだ。
あの日は完璧な休日。という感じがして満足感があった。でもこんな日を毎日してたらそれはそれで飽きる。完璧だと思ったのは、それ以外のどうしようもない毎日があったからだと思う。
日々の積み重ね。それが大事。理想を追い求めすぎずに、今ある日々を大切に、愛しいと思えたならそれは完璧な毎日なのだ。
そして今日も僕は昼過ぎに起きて、サンドイッチを食べて煙草を吸って、ちょっとだけぼーっとしてから仕事に向かう。

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