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旬な NDI といえばTricasterですね〜

こんにちは、santosです。

WEBライブ配信をされている方でしたら「NDI」というワードを昨今よく耳にすると思います。

OBS、vMix、wirecastでもNDIという技術がインテグレートされてますし、つい先日の発表ではZoom rooms でのNDI出力のサポートがアナウンスされましたね。

このNDIという技術の生みの親は、Tricasterを開発しているNewTek社です。NDIの詳しい解説は他の方がたくさんあちこちでしてらっしゃるのでここでは割愛しますが、NDIとは映像ソースのIP伝送プロトコルの一つです。


そのNDIのリリースバージョンが、Ver5 になるというアナウンスが2021年6月初旬にありましたが、NDIの業界内での存在感が徐々に高まってきているのを肌で感じています。

ちなみに、Tricaster Mini R2 を先日アップデート作業を1台行ってみましたが、このように、NDI バージョンが 5.0.0.0 の表記になっていました。

NDIはサードパーティ・アライアンスが組まれ、様々なメーカーが技術を採用することができるため、NewTek社以外のメーカーから様々なNDI対応製品がリリースされてきました。それが、ついにMicrosoft Teams やZoom などにも搭載されるということです。

NDIでは単純に絵音の伝送だけではなく、コントロール信号の双方向通信、メタデータ通信ができるため、例えば、NDI対応のPTZカメラもBirdDogやPanasonicなどからリリースされています。

NDIが日本市場で注目を集めだしたのは、個人的な感覚としては、ゲーム配信でエンコーダーにIP経由で絵音を入力するのに、OBSがNDI対応したあたりからだなと感じています。なんせ、無料ですし、キャプチャーハードウェアデバイスを用意せずとも絵を入れることができるぞ、というインパクトがあった様に思います。

そのNDIは、元々はTricasterのNet Input 機能の技術がベースとなっています。

そして、比較的に新しい型番のTricaster (Advanced Edition 2 以降)では内部ネイティブ動作がNDIベースで稼働しています。

すなわち、本気でNDIを運用するなら、Tricasterが最も親和性が高いと思われる、ということです。

バナーに写真を貼りつけてますが、それは BirdDogのNDI 対応PTZカメラのP200をTricaster に入力してTricaster の GUI から直接にソフトウェアコントロールのテストをしているときの写真です。

TricasterにとってNDIはコア技術だ、と言えると個人的には考えています。

↓NDI5について翻訳されてる方がいましたのでこちらに引用します。

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