見出し画像

褒め方の極意(表)

裏編はこちら

みなさん、こんにちは

占い師のトナカイです
┗|´▼_●▼|┛<オッスー

先日、こんなDMをいただきました
「アゲ鑑定をしていれば客がつくって聞いたんですけど本当ですか?」

……
…………

うん、つくよ(笑)

ただ、「アゲ鑑定」って
ぶっちゃけ甘いんですよね

はっきり言います
「アゲ鑑定」で
小銭を稼ぐ事はできます

ただ、残念ながら
「一生、占い師として豊かな生活を送る」
という意味では不十分です

というのも、巷に溢れているアゲ鑑定のマニュアルには
非常に大切な視点が抜けているからです

というわけで僭越ながら
元ホストのトナカイが
「占い師がすべき褒め方」
について解説していこうと思います

それでは、順番に見ていきましょう

1.アゲ鑑定ってなに?

さて、占い師の皆さまにはお馴染みの
「アゲ鑑定」
という言葉

ありがたい事にこのnoteは占い師でない方も
結構読んでいるので
改めて
「アゲ鑑定ってなに?」
ってトコからお話させて頂きたいと思います

アゲ鑑定の「アゲ」とは
「テンションアゲ」のアゲです

つまり
「占い(鑑定)によってテンションが上がるような占術の提供スタイル」
を、僕たち占い師は「アゲ鑑定」と呼んでいます

昔の漫画やアニメで
大して綺麗でもない夜の店のねーちゃんが
「しゃっちょ(社長)さん! しゃっちょ(社長)さん!」
って言ってるシーンありますよね

要はアレです
実際は見るからに平社員なのに
「社長」と呼ばれるとちょっとだけ気が大きくなってしまう
すげー簡単に言うと、アレの事です

2.売れない占い師はアゲ鑑定をする

さて、それでは何故
「アゲ鑑定」
なんてものが流行ったのか

その答えはめちゃくちゃ簡単
「その方が楽だから」
です

めちゃくちゃ単純な理由で申し訳ないです(笑)
でもアゲ鑑定しかできない占い師って
所詮その程度の理由でアゲ鑑定をやっているんです

先の「しゃっちょさん」の例と同じです
大体それを漫画の中で言ってるのって
日本語を満足に話せない人や
明らかに知能指数の低そうな設定の人ですよね

つまり、その人が日本語を十分に話せるという前提ならば
「取り敢えずそう言っておけば間違いがない」
からこそ、アゲ鑑定が流行るわけです

ただこれって当たり前なんですけど
「その人がまた来てくれるか」って話になると
まぁ……望みは薄いんじゃないかなと思います

なので彼らは
「リピート率」
を度外視した上で
低単価で新規客を回すという戦略を取っています

そんな中で時々ヒットする大物に対して
高額の占いを売り込んだり
どっかで拾ってきた石を高価な値段で売りつけるわけです

そして
「リピート率の低い上に悪徳な、救いようのない占い師」
が誕生するわけです

当然彼らには相談者のお悩みを解決するスキルはありません
なので、周囲からの評価も上がりません

そしてどんどん、売れない占い師になっていく
こういう自称占い師(笑)は、残念ながらいっぱいいます

3.アゲ鑑定vs平均的な占い師

しかし、ここで更に更に残念なお知らせです
占い師の平均年収は
約200万円と言われています

日本人の平均年収は400万円くらいなので
多くの占い師はその半分しか稼げていない計算になります

そして
「アゲ鑑定で新規客を回している」
事を公言している占い師数人に話を聞いたところ
平均年収は約500万円くらいでした

つまりですね
年収って意味では
完全に負けているんです

自他共に認める
「リピート率の低い占い師」
「テンプレを送りつけるだけの占い師」に
収益という面で
ダブルスコアをつけられているわけです

勿論、彼らの言う年収は
「自称」なので
その数字を100%信用する事はできません

しかし実際彼らの生活レベルを見てみると
まぁそんな所なのかなぁと言った具合で
トナカイとしては矛盾はないように思います

4.占い師は「褒める」のが苦手

それでは何故こんなにも差ができてしまうのか

答えは簡単
巷の占い師は、総じて「褒める」事に慣れていないからです

というよりも
多くの日本人が「褒める」事に慣れていません
だからこそ、テンプレの「褒め」にすら負けてしまうのです

というわけで、今回
「占い師が教える、『褒め方』」
というタイトルのnoteを書く事にしたわけです
(本編に入るまでが長い)

そして更に、アゲ鑑定を使うのは
「テンプレ占い師」だけではありません

実はAIを使った占いサービスにも
この「アゲ鑑定」の技術が応用されています

つまり、今までのテンプレ占い師が
今度は自動化に対応し始めたのです

はっきり言って、自動化ツールに
人類が試行数で勝利するのは
不可能です

つまり、これからの占い師には
この「アゲ鑑定」の技術の中から
・テンプレートではできない
・AIでは対応できない

ものを取り出して活用する必要があるわけです

そしてこの「褒める技術」は
占い以外の現場でも当然応用する事ができます

素敵な異性と出会った時
会社のお偉いさんとお会いした時
友達との関係を円滑にしたい時

そんな時にも当然役に立つスキルです
それでは、プロの教える
禁断の「褒め方」の技術について

裏編でお話したいと思います


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?