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2021年の振り返り

さて、年末です。

というわけで、2021年はトナカイにとってこんな年だったよ的な話をします。

2021年1月に、トナカイは産まれました。

別に年始だからってわけでもありません。

ただ単にサンタが

「サンタとトナカイって占い師のコンビ組んだら面白くね?」

と言い出したからです

その頃トナカイはマジシャンとしての仕事がひと段落つき。

サンタも、ダンスの仕事がひと段落つき。

あとはお互い、占いの仕事くらいしか残っていないよねとなった矢先でした。

「暇だし、面白い事やろうよ」

そんな声から生まれたのが、このアカウントです。

2020年はとあるチャンネルで

美味しいカクテルの作り方を解説していた僕達が

「占い師」としてのアカウントを作るという暴挙に出たのは

蓋を開くと、こんな「ノリと勢い」が原因だったりします。

占い師のアカウントを作るにあたって

様々な構成がありました。

例えば

占い師って名乗りながら、占いを一切やらないようにしよう

とか

すんごい複雑な占術なのに、大した事が見れない占いをやろう

とか


お互いが芸人魂を持っている占い師コンビなので

当初、「真っ当に占いをやる」というコンセプトは

実は一切ありませんでした。

そしてトナがある日、こんなツイートをしたのです

「待って! 占い師が稼げていないデメリットわかってないの!?」

となりまして。

それまでのトナは

「占い師の年収って1000-2000万くらいなんじゃねぇの?」

というイメージを持っていました。


それはトナもそうですし、トナが占いを教えたサンタもそうでした。

占いを始めた当初から、稼ぎに大きな変動がなく

きちんとお金を頂き、きちんとそれだけで生活ができていたからです。

その後、占い師の平均年収について調べた所

「占い師の平均年収は200-300万円」

という驚愕的な数字を見つけました。

「えっ、待ってこれおかしいだろ!」
「占い師って普通にやってれば金入るだろ!?」
「流石にアルバイトより低いってのはないだろ、脱税目的か?」
「いやいやそんなわけないだろ、これ金もらってない人を含んでるから平均下がってるだけだろ」
「でもこのサイト確定申告ベースだぞ」
「「マジか……」」

そんなやりとりがありました(マジであった)

ぼそっとサンタが

「俺さ、占い師って夢のある仕事だと思ってたわ」

と言ったのは今でもずっと残っています。

「それじゃあさ、夢のある仕事にすれば良いんじゃね?」

トナは何も考えずに、そう言いました。そう、言ってしまったんです。

「えっ、なにどういう事?」

そらまぁサンタはこんな反応ですよ。そりゃそーだ。

普段のトナなら絶対言わないですもん、こんな事。

「いやだから、純粋に稼ぎ方を俺らが教えれば良いんじゃね?」

あーあ、言っちゃった。

これマジで今思うと、決定的な一言でした。

この一言で

「占いというツールを使って面白い事やろうぜ」

という芸人が

「占い師に、きちんと稼ぐ為のノウハウを教えていこうぜ」

という

クソほども面白くない真面目路線に行く事になりました。

そんなこんなで

「占い師の平均年収を1000万円にする」

事を目標に

トナカイというアカウントを運用していく事となりました。

というわけで、サンタとトナカイは友人達にお願いして、様々な占いを受けてもらいました。

北は北海道から、南は沖縄まで
館に所属している占い師から
道端に座っている占い師まで

本当に、思いつく限りの占いを受けてもらったのです。

最終的には300件を超えるフィードバックを頂きました。

そして、彼らのフィードバックを聞くうちに

「稼げない占い師」の共通点に気づく事ができました。

実はそれが

トナカイのnoteを書く理由なのです

ちなみに丁度この頃

占い師業界にも革命が起きていました。

それは

「副業占い師」

の台頭です

今までも、実は占い師業界で「副業占い師」というジャンルは

そう珍しくありませんでした。

ただ今までの副業占い師達は

「正社員ほど時間に捉われずとも副業として月10万円くらいを貰う」

程度を掲げている

「まぁそれくらいなら何も考えずともいけるやろ」

って程度の存在でした。

ただし、今回は違います。

「占い好きが副業として占い師になる」

のではなく

「副業で稼げるノウハウを持った人間が占い師になる」

という構図だったのです。

彼らの方法論は

コールドリーディングを応用したものや

顧客にヒットする為のワードチョイスだったり

ある意味「占術を知らなくてもできる」事ばかりです。

実はこの方法論って物凄く優秀で

「月30万円くらいを短いスパンで稼ぐ」

のを目標にするのであれば

この方法だけで達成できちゃいます。

ただ、トナカイはどちらかというと

長期スパンで稼げるようになって欲しい

という意識の方が強かったので

そちらを解説するのをやめました。


トナは、副業占い師を敵視をしていないので

ある程度フラットな姿勢で見れたのですが

彼らの台頭により

「占い師が稼げていないって、相当ヤバいんじゃない?」

という空気が

業界に蔓延したように感じます。


なのでトナは

「コールドリーディング」なんかの

一種の飛び道具的なものや

「タロットの読み方」なんかの

教科書的な情報を発信するのをやめました。


理由は簡単です。

「それだけだと単発的にしか稼げない」

からです。


トナは、この革命が

「占い師が自分の賃金について考える」

という意味で

非常に良い機会だったと思います。


別の記事でも書きましたが

トナの考える占い師の仕事とは

「きちんとした占術を提供し、顧客が満足し、顧客はそれに見合った対価を払う」

これだけです。


占い師はバカにはできません。
理由は、占い自体の知識や経験が必須で、それを使いこなすには頭が良くないといけないからです。

でも占い師に頭の良い人はいません。
理由は、そんな膨大な知識や経験を必要とされるのに、年収が高くなくコスパが悪いからです。

これはトナが尊敬している占い師の方に実際に言われた事です。

ならさ

「これって占い師が稼げるようになれば良いだけじゃね?」

そんなゆるーい考えをモットーに


このトナカイのnoteは

今後も続けていこうと思います。

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