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起業家夫と会社員妻のお金管理方法(たぶん少数派)

世の夫婦のお金管理でよく聞くのは二つのパターン。

①どちらかが主導権をもって管理し、
一方、または双方がお小遣いをもらい、その範囲内で自由に使う

②双方が決められた額を家計に入れ、残りは各自が管理する(住居と光熱費は夫、食料品と日用品は妻、教育費は共通の財布から、等々)


私たち夫婦はどちらにも当てはまらず、

一つの財布(収入も貯金も全て共有の財産)
お互いの口座やカードはすべてマネーフォワードに連携し見える化



これは私と夫に結婚前にお金について話し合った際、
私がこうしてやっていきたい、と提案し、夫も同意、
結婚8年目の今もこの方法が続いている。

「一つの財布」にしたいと思った理由


これは私の両親の影響が大きい。

私の両親も「一つの財布方式」をとっている。

私はこれが当たり前だと思っていたから、成長する中で、周囲から

収入が下がったから夫のお小遣いを減らす(なくす)

夫婦でお互いの収入を知らない

という話を聞いてすごく驚いた。

「お小遣い」には、違和感、というか拒否感がある。
せっかく大人になって自分で稼げるようになったのに、また子供に逆戻りさせられたような気がする。

かといって夫婦なのに「お互いの収入や貯金額を知らない」というのにも違和感がある。

家事育児の負担が少なく、仕事に没頭できた方の収入がアップし余裕ができ、
その反面、家事育児を多く負担し、仕事をセーブした方の収入が下がり余裕がなくなる、というのはあまりに不公平に感じる。

収入増減のたびに夫婦の負担額を見直せばいいのかもしれない。
ただ、日々の生活に追われている中で、常にお互いにとってベストな状態に保つのは現実的ではないと思う。

結婚前にここまで言語化して夫に説明したわけではないけど、「一つの財布」に夫も同意してくれた。

夫がすんなり同意した理由(推測)

今は夫の方が収入が多いし、夫名義の貯金額の方が大きいけど、
結婚当時は収入も貯金額も私の方が高かった。

夫は無職(起業直前)、貯金ほぼなし、
私の方が安定した収入源(給料)があって、貯金額も大きかった。

その状態で、私からこういう提案をした、というのがすんなり合意形成をとれた要因かもしれない。

メリット、デメリット

起業家夫は収入の増減が激しい。
私も産育休、時短、などで収入が変動する。
結婚時点では想定できなかった大きな出費(不妊治療費)もあった。

一つの財布(共有の財産)という大前提があるから、
私の収入が一時的に下がっても夫に対して引け目に感じる必要はないし、
お互い上がる時もあれば下がる時もあるよね、と考えられる。

この方法でうまくいっている理由として、
お金の使い方が似ている、というのもある。

二人とも物欲がそれほど高くない

美味しいもの巡り(外食)が共通の趣味
→ここはケチらない

外食以外はお金のかかる趣味がない

高額のものを買う時は事前に相談する


ただ、この方法のデメリットは
支出マネジメントが疎かになりがちなこと。

マネーフォワードで収支の総額は見える化しているけど、PayPayや現金で支払うものはマネーフォワードに連携されないので、毎月何にいくらかけているのか、という支出管理が全くできていなかった。

これについては最近反省して、支出管理を強化し始めました。
月次できちんと振り返り、noteに記録して行く予定です。

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