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「The Long Game」を読んで ★5

他の人よりも長い時間軸で計画を立てる。
その間の浮き沈みを耐え抜く覚悟をもつ。
そうすれば、他の人が想像もできないほど、あるいは自分でさえ
想像していなかったほど遠くまで到達することができる。

p283

long gameを最初読み始めたときは、よくあるビジネス書だな。
という感覚だった。

エッセンシャル思考のような要素も感じるし、
ただ「長い目で物事を考えよう」ということを重要視する本のように思えて前半を読んでいたが、

後半に近づくにつれ、筆者の実体験や、その時どのような目標をたてて取り組んでいたのか。という具体的な話を知るができて、なかなかおもしろい本だった。

今回、この本で僕の印象に残った箇所は、
「実験」であれば、どのような結果も「失敗」ではない。
ということだ。

著者のような人物でさえ、何度も挑戦し、失敗している。
長い目で考えないと、とても続けられない。ということを心がけている。

では、僕はどうだろうか。
こんな平凡な人間が何かで成功するためには、もっと長い目で、もっと失敗を受け入れて挑戦していくしか無いのではないだろうか。

人生を長く使う。

本の中でも出てきたが、かのジェフ・ベゾスも、
「3年で考えるな。7年で考えろ。」
というようなことを行っていたという。

7年先まで考えるライバルはほとんどいないために、勝ちやすくなるということだ。

さて、僕の7年後は32歳だ。

今なら、どんな大きな目標を立てたって構わないだろう。

何しろ、どんな失敗を氏たとしても、それは実験に過ぎないのだから。


そうそう。
こういった文章を書くということについても、本の中では触れていた。

「この、世界で誰も読んでいないような文章を書き続けることに意味はあるのだろうか?」そう思って苦しくなることはある。

けれども、長いゲームで考えて、書き続けるということが大切なのだ。
これがいつか、点と点が繋がるように、結びつくときが来るだろう。

人生の何処かで、思いもしなかった人のもとに届くときが来るだろう。


これは、僕の最初のノートの投稿になる。

誰も読んでくれなくてもいい。

地道に続けていくんだ。

それが、いつか大きな結果をもたらすだろう。

ここまで読んでくれた方。ありがとうございます。

今後も、読んだ本や、自分の取り組みについて、少しずつ文章にまとめていきたいと思います。

最後にお気に入りの引用を。

大きな夢を叶えたいなら、目に見えない地道な努力を今から始めなければならない。
目先のことしか考えない人からは、無駄な努力だと言われるかもしれない。しかし続けていれば、いつか指数関数的な成長を経験することができる。

大切なのは忍耐力だ。
ここで必要なのは「受け身的な忍耐」ではない。自分の身に起こることを黙った耐え忍べと行っているのではない。
簡単な未知を拒否し、意義のある行動を選ぶためには、もっと
「積極的な忍耐力」が必要になる。

結果はすぐには現れない。
たった一日では目に見える進歩は無いだろう。
しかし、5年、10年、30年経てば、必ず結果が見えるようになる。
その頃あなたは、夢の未来を現実にしていることだろう。

p281~282

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