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[LUT]を使って、赤外線写真風に仕上げる

こんにちわ、こんばんわ

最近アップ頻度が激増中な、S5ⅡXと[LUT]を使った写真撮影スタイル。

従来までのメーカー設計のカラープロファイルに微調整を加えていた撮影スタイルから、諸々の縛りから開放されたと考えます。

[LUT]による独自表現はアイディア次第です。これをPCレスでも追求出来るのは、大袈裟かも知れませんが、デジカメ市場のパンドラの箱を開けてしまったのでは?と感じています。

アイディア次第で様々な表現が出来ると言えば、[フィルターワーク]もその一つ。

フィルム時代の常用フィルターと言えば、UVかSkylightフィルターだったと思います。これらはデジタル時代になると、ホワイトバランス(AWB)の登場により必要性はなくなり、現在の常用フィルターはプロテクターへと変化しています。

B&Wフィルムであれば、Y.R.O.Gフィルターと使用フィルム、現像液や印画紙の組合せにより、階調やコントラストを操作し独自表現を模索したりもしましたが、
今では撮影の前段階(或いはRAWによる後処理)のカラープロファイル上で、カット単位の調整にも対応しています。
(高感度フィルムの副産物の粒状効果さえも可能になってます。。。)

今回ご紹介するLUTは、赤外線フィルター風のLUTです。真剣に赤外線写真を追求されている方にとっては、「それ、パチでしょ」になりますが、あくまで風な感じとしてご覧頂ければ幸いです。

赤外線フィルターといえば、昔Fujiの各型フィルターでこんなのもありましたね。

まだ売っているのかな?

最近では丸型フィルターも豊富な様で、国産品や海外品も簡単に手に入る様ですが、特殊フィルターの部類の為かなりお高い感じがしますね。

よしみカメラさんWEBより拝借

赤外線フィルター風の表現であれば、特殊フィルターなしにお楽しみ頂く事が可能です。しかも、撮影後のカメラ内RAW現像で適用も出来るのもポイント高めです。

今回は、Youtubeチャンネル[Rob Shea Photography]より
Infrared LUTが配布されていたので、過去撮影データにLUTを充ててみました。
自作では無いためLUT自体のアップは行いませんが、
下記コンテンツの概要欄内にある、
(Blog Color Infrared LUTs https://590.red/lut2)よりDLしてみてください。


DLしますと、LUT数は13種類用意されてました。あまり深く考えずに雰囲気重視で充ててみました。

L: 元素材 R: Infrared LUT ON

赤が緑に、青は黄色に。。。。

L: 元素材 R: Infrared LUT ON


強度の違いは波長次第で様々です。

白に影響がでないので、グラフィック感が増した一枚。
緑は残せますが、適正では偽物っぽくなりました。
チャンネルミキサーを振り切った様な感じにも
特定色の影響になるため、人工物のグラフィック化は容易です
夕焼け→ブルー
直光との相性は良し。
ピンク→ホワイト & ブルー
生身に当てると悲惨ですのでご注意を。。。

それでは、また!

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