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シグネチャー嫌いがお勧めしたいシグネチャーモデル(カメラ機材)

こんにちわ、こんばんわ。
おおっぴらに宣言する事でもありませんが、
私はシグネチャーモデルが苦手です。

と言いながら、Jordan Ⅳは好きなんですが。。

苦手な理由としましては、身に付けてる自分が広告塔感を感じてしまう事。そのモノ自体の在り方みたいなのが薄れる感じもダメなんです。(どうでもいい主張ですが。。)

そんな偏屈な人間が推す、使って解ったシグネチャーモデルの良品をご紹介したいと思います。

例によって、カメラ用品(今回は動画グッズ)にはなりますが、紹介するのはVariable ND(可変ND)のフィルターです。

その製品は、PolarPro製の可変NDフィルター (Peter McKinnon Signature Edition II)

Polar PRO VNDにのみ興味ある方は、目次よりすっ飛ばして下さい。


Peter McKinnonとは?


Peter McKinnonさんは、YouTubeチャンネル登録者数566万人のお化けさんです。

世界規模に顧客がいる方のシグネチャーを薦めてしまう訳ですが、ホントに良い製品だと思いますので、可変NDフィルターを検討したい方にご参考になればと思います。


NDの必要性おさらい


先ず、動画撮影において、減光作業が多いのは動画撮影者には判って頂けるかと思います。何しろ、写真撮影の様に、自由なシャッタースピードを選ばない動画撮影において、屋外+開放F値などの組合せには、必須のアイテムだと思います。

そんな時に使うのがNDフィルターとなる訳ですが、
ズボラな私は断然可変NDを採用。マットボックスに角形NDなんて事は作業も管理も到底無理な話です。
(費用も掛かりますしねぇ。。。)

とは言え、数千円から数万円まで幅があるのが可変ND。ですが、その選択には注意が必要です。

余りにお買い得で、かつ減光領域の幅が広い製品を導入してしまうと、減光濃度を濃くした際、紫色のクロス状が撮影映像になる場合があります。

この点、予算をカメラとレンズにかけ過ぎてしまい、NDは粗悪品を選択してしまうと、折角の機材ポテンシャルを持て余してしまう訳ですので注意が必要ですね。


1枚目:GENUSTECH VND 77mm


そんな私が最初に使用していたのは、
初めての可変NDは、[GENUSTECH]製品でした。
多分、当時の物とは若干異なると思いますが、

B&HさんWEBより拝借

当時はMFT機を使っていたので、77mmのモノをチョイス。実際に使った感想としては最濃部で危険な領域(クロス発生)はあるものの、その点さえ注意すれば安心に使える1枚でした。


2枚目:Kenko NDX Ⅱ 82mm


続いて追加したのはKenko製のNDX Ⅱ 82mm。
フルサイズ導入した際、82mm径のレンズも多い為、前モデルの経年劣化もあったので、かなり奮発して買った記憶があります。

[GENUSTECH]製品を使って感じた事は、2枚重ね仕様の可変NDですが、(PLなんかと一緒の構造)前枠の回し辛さを感じてました。下手くそが焦るとフィルター面に触れ指紋がベタっと着いちゃう訳です。

この不満を取り除いてくれたのがKenkoさんでした。しかし使って解る不満点てのもこの製品は多々ありました。

①脱着に関しては配慮が無く、レンズ交換事に面倒くさい。
②ノブを着けるとプラケースに収まらないので、外す必要がある(フィルター面に傷が着くのは間違い無し)
③最後は自損ですが、ケース収納時に地面に落としたら2重構造のガラスの1枚が外れてしまった。

①を解決するには、レンズ本数分のフィルターが必要です。それと、フィルターに前キャップが付かないので移動中ヒヤヒヤします。(PL用の被せ式なら対応出来るかもです。)

②は、フィルターケース買えばいいんでしょうが、
良い感じの薄型ケースが見つからず、結果的にNISI製フィルターの付属ケースで代用が必要でした。

③はそのまんまです。

導入当時は最適解と思ったKenko NDXⅡですが、
結局、買い足しはしませんでした。


現時点の最適解:Polar PRO  VND82mm

色々悩みながら、選択したのがコチラです。
クロス発生を抑制する為か、2〜5STOP、6〜9STOPと濃度は小刻みな製品になっています。
私は、Log撮影が多いため、FF機用(ISO640〜)とMFT機用(ISO250〜)として両方を揃えてあります。

Polar PROさんWEBより拝借

良かった点

・フィルター両面に保護カバーが着く
・STOP単位でクリックがある。
・フィルター装着事もキャップ代わりになる
・レンズ装着事、カバーはフロント側に固定出来る

悪かった点
・2-5STOP、6-9STOPの2枚で6万円(涙)
 レンズ買える値段です。。。以上


Polar PROの良さをより具体的に

リア、フロント両面が、キャップ仕様になってて最高です。保護の点で完璧です!

こちらがワンセット。

加えて、持ち運びにも劇的に薄くなり圧倒的に楽です。

フィルター3枚分くらいの厚さ。

フロントとリアキャップは、バラつく事なく結合します。その為、不用意の紛失を防いでくれます。

この配慮設計はPeter流石‼︎

結合した2枚のキャップは、フィルターのフロント部にも装着出来ます。移動中の埃付きや指紋汚れからオサラバです。フロントキャップは分厚いラバー素材なので、STEPUPリングの脱着作業も劇的に楽です。

リングのみの取り外しが1番楽な仕様。

レンズ+STEPUPリング+可変ND &フロントキャップの図です。フロントはゴムラバーなので、ノンデリカシーで取り外し可能!

移動中もフィルター汚れの心配なし⤴︎

フロントキャップは引っ張れば簡単に取れます。
即シュートも問題なしです。

撮ってる人のアイデアが一杯♡

最後に懸念点を1つ、そもそも何故にフロントの回転枠がCopper Colorなんですかね。折角のオールブラックボディの意味が薄れてしまいます。。。

と、最後は文句になりましたが、今現在、可変NDフィルターを検討されている方、もしお読みになられていたら、【騙された】と思って、一度使ってみてください!

※感動の保証は致しかねますので、ご了承下さいませ。

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