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祝!転職内定から現職場の退職をスムーズに行うポイント

6回転職を行った僕が、退職を経験してきた中で培ってきた退職をスムーズに行うポイントをまとめてみました!

「円満退職」は何より大切

転職先が決まった!退職をしたい!するぞ!と思った時、
まず、何からするのが良いでしょうか?

色々な会社を退職してきた僕ですがやはり「円満退職」は何より大切だなと感じます。

理由としては大きく2つあります。
①源泉徴収表や離職票、雇用保険被保険者証等の書類取得のため

②同じ業界内での信頼を失わないため

特に①は会社から提出をしてもらわないと対応ができないのに生活や転職にすごく重要な書類なのでぜっっっったいに無断で退職届を出して辞めるなんてことはしないでください!!!!
同じ仕事を、これからもずっと一緒に頑張っていくのだろうな、と
思っている同僚や上司に、退職の話をするのは、なかなか気が進まなかったり、タイミングをつかめなかったりするかもしれません。

そんな時、僕はどんなふうに退職してきたか、僕なりの体験をまとめてみました。

転職内定先から書類をもらう

転職先より、内定のお知らせが来たら、

・内定承諾書
・労働条件書
・社内規定

等の書類をもらいましょう。

これは、内定の確約と、勤務条件の最終確認に必要な書類です。

「内定です」との連絡後、具体的にはどうしたらいいのだろう・・・
となるのではなく、積極的に入社までの流れを確認してください。
(通常は採用担当者や人事部から、入社までの流れを教えてもらえると思いますが、自分からもどんどん質問をしましょう)
これは、面接時に聞けなかったことや聞きづらかったことの確認にもなります。
特に労働条件書は、口頭で話した内容や、自分が重視していた条件がしっかり明文化されているか、目で確認をすることが重要です。

※ここで、あなたと内定先会社の認識にずれがあった場合、必ず確認をしてください。
やりとりを証拠として残すために、メールでやりとりをするのも1つだと思います。
あなたの質問に対して、誠実に返答をしてくれる会社かどうかも、ここでわかると思います。
言った言わない、の話になるとらちが明かないので、特に妻帯者の方は、奥さまと一緒に労働条件を確認できると良いでしょう。
(奥さまは休日や給与面は特に心配をしている方が多いです)現職場に退職希望を伝えてから、よく書面を見たら条件が違う!となってもあとの祭りです。
一度退職希望を口にしてしまうと、それから先、「いなくなる人」と見られるのでもし「やっぱり辞めません」と言っても微妙になります。
書類をください、というのは嫌がられるかと思っていましたが、案外すんなり提出いただくことができました。
大企業ほど、そのへんはしっかりしているはずです。
また、転職先の会社に、簡単に「○○日から働けます!」と言ってはいけません。
現職場にきちんと退職日について相談し、退職日が決定してから伝えましょう!
なにはともあれ、
・内定承諾書
・労働条件書
・社内規定
を手に入れれば、
自分としても安心できます。
内定後、どのタイミングで発行されるかは会社によると思うので、
可能であれば早めに、勤務中の会社に退職希望を伝える前に
手元にあると安心です。

この準備をしっかり行ってから退職の対応を始めていきましょう!!!

退職届の準備

退職届は、会社既定のフォーマットがあればそれを使用しましょう。
僕は、過去に勤めた会社に退職届のフォーマットがなかったので、
いつもGoogleで、退職届の書き方やフォーマットをダウンロードしていました。プリントアウトし、会社名、社長名、自分の署名、印鑑を押せば完成です。

まず直属の上司へ。退職の相談と根回しをする

準備ができたら、いつもお世話になっている直属の上司に退職希望を伝えましょう。上司も、いろいろなタイプの方がいます。
僕は以下のようにして、退職相談をしてきましたので、参考にしていただければと思います。

大規模の会社からの退職

しっかり部署がわかれており、自分のことをしっかり見てくれている上司の場合、転職活動をし、内定をとる前から退職の意思があることを匂わせ、相談しておきました。

転職理由としては、
親の家業を継ぐ
実家に戻らなきゃいけない
前々から言っていた、この労働条件が改善されず、働きにくいなどです。理由に関しては、本音や建前、どちらもありました。
どうしてもうまくやめられなさそうな職場で、ウソをつかざるを得なかった時もあります。その場合、絶対にウソがばれないようにしました。一緒に働いてきた仲間であり、多少なりとも信頼関係を築いてきた相手です。
ウソをつかれることは裏切られたような気持ちになるものです。

また、相談することは、とても勇気がいりますが、
上司は相談してくれなかったことに寂しさを感じるものです。
どんな上司でも、やはり、あなたを信頼してくれているので、今までの恩を誠実に返す、という意味でも円満退社のためにとりあえず一度、さらっとだけでも耳に入れ、相談をした方が良いです。
また、退職日を伸ばされがちになるので、そこはあなた自身の意思を明確にしておきましょう。
「1か月以内に退職する」
「来月1日から内定先の会社で頑張りたい」その上で、実際の仕事の引継ぎや同じ部署の方の手を煩わせないタイミングがいつなのか上司と相談をして決めましょう。

小規模の会社
自分に関心のない上司の場合

これはあまり問題ない。
ただ明日から辞めてとか言われかねないので注意を!
僕は実際に、直属の上司に相談し、上司が社長に話したところ、
「すぐに辞めた方がいいんじゃない?」となってしまい、
翌日付けで退職させられました。。。
自己都合退職なので、「退職させられた」というのは変なのですが、
でもまさか、翌日付けでサヨナラと言われるとは・・・。
まあ、辞める人間にお金は払えない、という判断ですね。携わっているプロジェクトがあったので、辞めるタイミング調整が難航するかと思っていましたが、社長の判断は即決でした。今までもそういう風にやってきたのでしょう。ただ、この時とても幸運だったのは、転職先の会社が早急な入社を検討してくれたことです。現職場を明日付けで辞めることになった、と率直に相談したところ、さすがに「明後日から来ていいよ」とはなりませんでしたが、それでも僕の無職期間が空いてしまうことを心配してくださり、
当初の予定より、半月以上早く、退職の8日後に入社をさせていただくことができました。

退職時期、入社時期について

基本的に、内定が取れてから1ヶ月以内に転職先の会社に出社をするのが
暗黙のルールとなっていることが多いです。
ただ、何かの事情があれば、考慮はしてもらえるでしょう。
(現職場を辞めるタイミング決定に難航している、等)2ヶ月以上先だとあまり良い顔はされません。内定をいただいている時点で、あなたを必要としてくれている会社ですので面接時に率直に入社時期の相談をしてみても良いかと思います。

退職時に注意すること

僕は営業職の経験しかないので、営業色の方の退職時に注意することと言えばやはり「引継ぎ」だと思います。

新しい担当者を決めて、挨拶のスケジュールを組む。その際に特徴とか注意事項とかまとめてある書類まで用意ができると尚良いです。

引継ぎをしっかりしていないと退職日を伸ばすように打診されたりまた、同業界の場合は悪い風評のもとになってしまうので注意が必要です。

「二度とこの業界には戻らない!」と思っていても

30代以上になるとどうしても経験した業界からしか内定がもらえない可能性が高くなってしまうので、様々な可能性を考慮し、きちんと引継ぎは終えたほうがよいです。

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