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こだわりは捨てるべき?

 変なこだわりが私にはあるのかも知れません.そういえば,ちょっと違うかも知れないのですが,「味噌クソ一緒」という言葉があるように,混ぜるな危険とまでは言えませんが一緒にしてはならないというか本来したくないものごとというのはあると思うんです.それで,例えばいわゆる障がい者が利用する作業所などで作られたパンやアクセサリーなどを病院や役所の施設などでよく売られてることがあると思うのですが,そこで"障がい者がつくったパン"などと謳って販売されてるのをみると無性に憤りや違和感を覚えてしまうということ――パン屋ならパンで勝負しろよ!――について話していて,朝から友だちとヒートアップしてしまいました.そういえば過去に,こういう違和感を覚えてしまったことが沢山私にはあります.

 むかし彼女といっしょにあるお好み焼屋に入ったのですが,そこの店はお好み焼を焼かせてくれなくて店主が「私が焼いた方がいい」というような蘊蓄を語りながらお好み焼を焼くのです.それで私はそのときその店主に「私が焼きたいのですけども!」と伝えたら不機嫌になられまして,お好み焼デートが散々だったという思い出があります.また,あるバイクが欲しくてとあるバイク屋に行ったら「そのバイクじゃなくてこっちのバイクの方がいい」と店主が言い張るということがありまして,もちろんそのバイクの方が馬力があるから走りやすいのですが,私はデザインで選びたかったので二度とそのバイク屋には行きませんでした.そういえば,そういう体験を今まで何度かしてきたような気がします.スーパーの古紙回収所みたいなところで働いていたことがあるのですが,そこはたまたまダンボールは回収していないところだったのです.ある年配男性の利用者様がダンボールを捨てようとされていたので,回収していない旨を伝えると「俺は捨てたいから捨てる」と言って捨ててゆきました.

 巷に"引き寄せの法則"というものがありますが,そういえば私にもそういうこだわりというか,変な頑固さがあるなといまになって反省していておもう部分があります.だから,こういう体験をしなければならなかったのだな,「人の振り見て我が振り直せ」なのだなと考えてしまいました.変なこだわりは捨てるべきでしょう,それより相手の真意をよく見定められますように,そして捨てるべきではないこだわりだけはこころに閉まっておきましょうか.大変な駄文となりました.

了,15min.

※本記事の著作権は陽太に帰属します.
yohta.yingyang(at)gmail.com

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