見出し画像

4月22日(1995年) バンコク渋滞事情

現在では、タイのスワンナプーム国際空港から市内へは高架列車があり、バンコクの有名観光地は地下鉄とモノレールの駅がほぼカバーするようになりました。バンコク市内では車に乗らなくても主要な所に移動できる環境が実現した訳です。
しかし、自分が赴任スタートした1995年当時、上の空港や交通機関も、まだまだ工事に取り掛かったばかりで、いつ完成するともしれない状態でした。
日本では渋滞と行っても時間が経てば進みますよね。しかし、バンコクの場合、ひどい時は本当に動きません。
幸い自分は運転手さんのいる生活だった(20代の若造なのに!)ので、自分で運転することなく、ありがたかったのですが。
ある日、会合があるので中心部のホテルまで移動することになりました。いつもよりひどい渋滞だなとは思いながら、いつのまにか後部座席でうとうとしてしまいました。
ふと起きて時計を見ると1時間も経っていましたが、なんとさっきいた場所から1メートルも進んでいませんでした(笑)。
結局、その会合には集合時刻には誰も辿り着けず、終わりの時間になっても8割くらいしか集まれませんでした。
そんな感じでも成り立っていたのですから、タイらしいと言えばその通りです。
タイと言えば、マイペンライ(気にしない)ですから!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?