見出し画像

スノーピーク【7816】全売却理由

取得単価:2940円
売却価格:3320円(+12.9%)
売却株数:全株(1株)

売却理由

①円安

ドル円が122円まで上昇した。これは先に利上げをした米国による一時的な円安だと思っていた。日本もそれに乗じて多少の利上げをすると見通していたが、先週日銀が無制限の指値オペをすると声明をだし、円安は長期的にさらに進行すると思う。スノーピークは売上の半分を海外で生産し、国内売上比率が70%である円高メリット銘柄であり、企業のリサーチをするShared Research社によるとスノーピークの円安方向の利益下落圧力は6百万円であると予測している。
しかしスノーピークは過去に円安になり利益減少の見込みができたとき、販売価格を調整し利益を確保した。そして今回も原材料価格と需要増により2022.1.6から2%-9%の値上げを発表した。これである一定の利益を確保できる、優位性がある会社であると予想していた。しかし...

②リセッション

29日の米国債市場でリセッション(景気後退)の兆候である逆イールドが起こった。2年債利回りが10年債利回りを上回った。また中国でも昨日3/31に製造業PMIが49.5と景気減速の数値となった。これにより株式相場も不信感や景気減速による賃金下落が見込まれる。景気減退下では特に高級品嗜好品の買い需要が抑制される。またスノーピークは
年間購入金額30万円以上のコアユーザーが売上の20-30%を占めており、景気減速による株式市場の下落懸念はコアユーザーの購買意欲に強く影響するとみている。
②耐久性が高いことがあだになる。また同社は全製品永久保証を提供しており、買い替え需要への期待はかなり薄い。

上記の理由で全売却を決定した。

個人的に株とか関係なく好きな会社なので景気減速懸念が払拭されたら買いたいし、いい大人になれば商品を使ってみたいな。

見ていただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?