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「緒芸の神様」千代神社 井伊家ゆかりの寺社巡り 第ニ番


大師寺から千代神社へ

彦根駅前の「第一番 大師寺」から
徒歩約10分。
銀座町交差点の近くまで来ました。

今回のルートはこちら

大通りから
こちらの路地へ入っていきます。

奥へ進むと
右手に千代神社が見えてきました。


千代神社 芸能の神様

広い境内です。
まずは拝殿へ向かいます。

2023年3月撮影
彦根は前年より1週間早く開花しました

ほの暗い拝殿の奥に、
朱色の本殿が見えます。

こちらが本殿の全体像。
鮮やかな朱色です。

(千代神社のパンフレットより)

本殿は1638年に修復されたもので、
国の重要文化財に指定されています。

主祭神は天宇受売命。
天の岩戸神話で、舞を舞われた神様です。
芸能の始祖と仰がれています。

チャーミングな女神様です
(パンフレットより)


御朱印を頂きました。

お参りの方が、途切れることなく来られます。ご近所の方かな?

境内にはお社が建ち並びます。

千代神社を出て、周辺を散策します。


外馬場公園の思い出

久々に、近くの公園へ立ち寄りました。

写真の手前に見える「くぼみ」ですが、
私が子供の時(今からウン十年前)は、
小さな池になっていました。

3歳の頃、私はこの池に落ちた記憶が
ありまして・・・。
水位は膝くらい迄なので、浅かったと思います。

池の回りでウロチョロと遊んでいた私は、
父が目を離したスキに、足を滑らせたようです。
藻で全身が緑色になったのを覚えています。
(恥ずかしかったなぁ)

今となっては懐かしい思い出です。
このあたりも路地が多いので、
「新しい通りを見つけた!」だとか、
子供ながらに、小さな冒険をしていたのだと思います。

井伊直政公の灰塚塔 長松院

続いて、行きたかったお寺へ向かいます。
近くにある長松院です。

彦根城の公式ホームページに、
「ぶらひこねマップ」が載っています。
そこに長松院のことも書かれていました。

長松院
「1602年、井伊直政が芹川の中洲で荼毘に付され、その跡に創建された。
境内に直政の灰塚塔がある」

「ぶらひこねマップ」より
長松院

長松院の前まで来ました。
山門の脇には「井伊直政公御 跡」の
石碑が立っています。

「ぶらひこねマップ」で、
このような由緒を初めて知りました。
新しい発見があると
彦根の街歩きは、より楽しくなります。

ここで「ぶらひこねマップ」について、
ご紹介を少し。

ぶらひこねマップ

江戸時代の古地図と、現在の彦根の地図が
分かりやすく記載されたマップです。
彦根は、昔の街割りが今も残っているので
古地図を見ながら街歩きができます。

ぶらひこねマップ

(彦根城公式ホームページからもダウンロードできます)


路地を歩きながら、
「この道をお武家さんや、町娘が歩いていたのかな?」などと
考えていると、楽しくなってきます。


では、もと来た道を戻って
次の「第三番 済福寺」へ向かいます。

ここまで読んで下さって、
ありがとうございました。

memo

住所 彦根市京町二丁目9-33
拝観自由
拝観時間 9:00~16:00