2020/6/2鑑賞 劇団ハタチ族「テレフォンシアター」

6/2は電話で観劇。テレフォンシアターに!
島根県雲南市、2020年366日毎日公演真っ最中の、劇団ハタチ族・西藤将人さんの企画です。

劇団ハタチ族
『テレフォンシアター』
2020/6/2鑑賞
電話

劇団ハタチ族、366日毎日公演中にコロナ禍に入ってしまいましたが、それでも演劇をやり続けていることだったり、オンラインでの公演をこれまで情報収集していた中でも電話での形式は2つのみ(もう一つは静岡のSPAC)だったり、全都道府県ツアー公演でも愛媛も訪れてくれていたりで、テレフォンシアターもしばらく気になってたんですが思い切ってHPより観劇希望のご連絡をしてみました。

お問い合わせのレスポンスがめちゃくちゃ早くて、それだけでとても嬉しい。
観劇自体は、短編のお話しを3本ほど。1時間ちょっとだったかな。
どれくらい時間大丈夫ですか?と。お時間の調節もできるみたいです。

初めまして、とドキドキしながら少し話をして、物語に。
電話口から伝えられるものは、演劇であり、読み聞かせのような、ラジオドラマのような。
1対1でのやりとり、こちらの反応がそのまま向こうに伝わること、その緊張感がラジオドラマとはまた違うようにも思って、それに加えて"演劇"として上演することが、電話口で話し伝えられるだけでなく、舞台上での姿を想像して、将来、舞台でこの作品が観る時のことを思い浮かべる。いま、繋いでいる電話だけでなく、全都道府県ツアー等のこれまでの足取りも、いつか観れる、と信じれることに繋がりますね。
あと、電話で話すのって、ずっと手に持って結構しんどいんですよね。でも、このしんどさが、遠くの人との感覚を繋ぐ助けになるのだと思う。出来るだけアナログな、子供の頃から慣れ親しんだ方法で。
1本目、タイトルを告げられ、始まったお話は以前高知かな?で観た作品だったみたいで、久しぶりの物語はその時のことも思い出したりしながら楽しんだり、無言劇をテレフォンシアターで情景を伝えて上演したものは生の舞台では観れない方向の見え方を楽しんだり。
上演終わった後も、何気ない会話の中で、いま演劇を続けていることの話を聞いたり。上演をし続けることよりも、演劇のことを考えていたら気づいたらずっと演劇をやり続けていたになったらいいですね、と話されていたことが、身についた、静かな熱さを感じたりする。
物語。またそれに付随するものも含めて、面白い時間でした。

テレフォンシアター、HPからお願いできるので、よろしければURL先からお問い合わせしてみて下さい。ぜひぜひ。

劇団ハタチ族 西藤将人の、テレフォンシアター
https://20zoku.jp/?p=7696

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