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#49 青空が削られる イメージ図

 明和地所の建設説明会の際、「実際の風景がどのようになるのか、3Dで示してほしい」と住民から明和地所に対して要望が出た。建築物の図面を見せられても、建築物が現実の風景とどのような位置関係になるのか、私もよく分からない。
 明和地所の担当者は、曖昧に答え、3Dを作るとも作らないとも言わなかった。そこで、図面を見ながら写真の上に線を引いてみた。カメラの位置は公園の中央付近だ。カメラのレンズが捉えた写真に平面図を落とし込むのは難しく、正確ではないかもしれないが、およそ、このような感じになりそうだ。14階高層ビルの部分に関しては、ビルの側面も視野に入ることになるだろうから、もっと空の面積は小さくなるだろう。やはり、正確に表現するには3Dが一番良い。
 実際の地面には傾斜があり、どの地点を基準にするのか不明なので、実際の建築物はもう少し高いのかもしれないし、または低いのかもしれない。大雑把なイメージとして捉えていただけたら幸いだ。
 
 朝、太陽が昇る前に写真を撮った。赤みを帯びた光が広がり、だんだんと白くなってゆき、その後、空は青色となる。その変化を見ながら、相模国分寺跡史跡公園に佇んだ。
                            (22.11.23)

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