#119 新聞報道から半年経過
11月27日が過ぎた。「建設計画を大幅変更する」と新聞報道されたのが5月27日だった。つまり、新聞報道から半年が経ったというわけだ。
●何らかの決定を外部に発表する場合、ほぼ決定しているから発表するものだ。「計画の大幅変更をする」と発表したなら、高い精度の腹案をもっていたはずだ。変更の内容をその後に検討するなどということは普通あり得ない。
●新聞報道では、「まだ決定ではない。検討は総合的判断で、決まれば改めて住民説明会を開きたい」と明和地所は朝日新聞社の取材に回答したとあった。私は、新聞報道から1カ月後には説明会が開催されるだろうと思った。遅くとも、2カ月後には…とも思った。しかし、新聞報道から半年経ったが、何の音沙汰もない。
住民・市民からの猛反対を押し切ってでも建設する勢いだった明和地所。
建設計画を大幅変更すると発表したにも関わらず、その後半年間も、住民説明会を開催しない明和地所。
住民・市民からの信頼は修復できないほどに失われてしまったかのように見える。
「私たちは快適な住居環境を提供します」「安全に十分配慮して建設工事をします」などと、改めて明和地所が言っても、そうなんですか…と言葉が頭の中をスルーしてしまいそうだ。と言うより、この期に及んで、そのようなことを口にするなどということは、恥ずかしくてできないだろうと思ってしまう。
(23.11.30)
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