#78 神奈川県議会議員選挙 立候補者の声

　いま神奈川県議会議員選挙の宣伝カーが政策を訴えながら走っている。海老名駅頭でも訴えの行動をしている立候補者もいる。
　神奈川県が抱えている問題は少なくない。国政、そして国際問題に直結している政治問題すらある。それらの大きな問題と同時に重要なのが、県民の生活を守り、神奈川県の教育・福祉・文化を充実させること。これは政治家だけの課題ではなく我々県民の課題でもあるわけだが、政治が関与する場面も多くあるので、政治の役割に期待するところも大きい。

　相模国分寺跡隣接地での高層マンション建設計画問題に関して、複数の立候補者が「住民の十分な理解を得ることなく、相模国分寺跡隣接地に高層マンションの建設計画を進めていることは大変な問題です。私は、この歴史的にも価値がある広々とした景観を守りたい」と訴えの中で発言している。

　相模国分寺跡隣接地に明和地所が、史跡の歴史的価値を認識せず市民の声を無視して高層マンションを建設しようと計画している。このことが、立候補者たちの選挙活動を通じて、より県民に明らかになってきているようだ。

(23.4.3)