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ネストした状態におけるclusterに期待できる配信プラットフォームの背景

こんにちは。うのっちです。
(Google登録上、うのきちさんぺーたですが、どれも正しいです)
2021 年 12 月 14 日 のアドベントカレンダーを投稿します。


はじめに

まずは、前日 13 日のhkさんの記事のご案内をご紹介します。
2021年に作成されたワールドの遍歴について書かれています。
ワールドのテーマや、その思い、そしてチャレンジしたことなど、ワールドクリエイターとして、うのっちは非常に参考になりました。

つづいて、うのっちのかんたんな自己紹介をしますね。
本業は、オンラインでUnityやCADについて講師をしています。
現在はVライバーとしても活動しており、Youtubeとイチナナをプラットフォームにしています。

キャッチコピーはバーチャロン系Vライバー

2022年は、ここにclusterも加えたいと思っており、そこで本日のアドベントカレンダーが登場するわけです。
ワールドクリエイターとしてのうのっちは、【時短】を開発スタンスとしており、アセットをコアにだいたい四半期ごとにリリースしている感じです。
2021年のうのっちは、2020年と打って変わって、シンプルなワールドづくりが主流でした。

うのっちがつくったお気に入りワールドは、うのっちWorldGateに集めています。


タイトルの説明

それでは本題に移ります。
『ネストした状態におけるclusterに期待できる配信プラットフォームの背景』と、かなりおっきなテーマっぽく表記しましたが、
つまり『YoutubeのライブストリームにVとしての自分がいて、その画面内にキャプチャーしているclusterが表示されていて、clusterの中でアバターの自分が活動している』とことについて、どんなことできそうかな? すでにこういう形態で活動されている方はいるかな? といったことを書いていきます。

入れ子状態の配信とは

うのっちの造語ですが、「入れ子状態の配信」とは、この記事では、下図のような状態を指します。
まずは、Youtube + cluster。この配信形態の方は多いのではないでしょうか。

入れ子状態の配信(Youtube + cluster)

そして、下図はYoutube + イチナナ(17LIVE)。イチナナからはコメントを取得しています。(画像では取得に失敗していますが…)

入れ子状態の配信(Youtube + イチナナ(17LIVE))

今後、自分の配信予定で実装予定なのが、下図の Youtube + イチナナ + cluster

入れ子状態の配信(Youtube + イチナナ + cluster)

このように、情報量の変化がわかると思います。

  • 送る側…伝える表現方法がいちどに多くなる

  • 受け取る側…画面の中から得る情報が多くなる

情報量は多いのが良い、というわけではありません。
ただ、うのっちが上記で踏まえた事実として、複数のプラットフォームを経ると、それだけ情報量が多くなる、ということが伝わったかと思います。

各プラットフォームが持つ情報量と特徴

それではここで、各プラットフォームの情報量や特徴を見てみましょう。
それぞれ個々人の使い方で、強みが変わってくると思いますので、あくまでもうのっち個人の見解、というかたちで、ゆるーく見守ってください。

Youtube(ライブストリーム)
一般的な横長ワイドの配信画面。送る側の表現が多岐に分かれ、最近ではYoutubeショートや、スマホ配信に対応した縦長配信など、ツールとしての環境もバリエーションが増えてきている。

Youtubeの配信画面

イチナナ(17LIVE)
スマホひとつで手軽に配信できることが強みで、ライバーとオーディエンス(リスナー)の距離が近いことでも有名。Vなどでは、縦配信からの制約上、Vがどうしてもアップになるので、配信環境的なところ + スマホによる物理的距離から、いわゆる「ガチ恋」距離になるので瞬間的な没入感が高まる。
ただし、先に述べたように「スマホの縦配信」が基準のため、一般的なYoutube配信のような配置が非常に困難。(横配信も可能だが、一般的ではない)

17LIVEの配信画面

cluster
メタバースプラットフォーム。手軽にバーチャルワールドを構築することができて、手軽にアバターをバーチャルワールドへ投入することができる。クリエイターひとりひとりの表現が各ワールドへ反映されており、さまざまなアバターとの交流(バーチャルSNSたるゆえん)や、活発かつ手軽に開催できるイベントも注目。バーチャルワールドのため、受け取る側は、動的な視界内の情報を取捨選択することができる。(視界内の情報が定量的なYoutube配信とはここが異なる)

clusterイベントの様子(yokohama.unity#8 より)

各プラットフォームのいいところをかけ合わせてみる

さて、ここまでで、主な配信ツールであるYoutubeや、うのっちが在籍しているイチナナ、そして今回の主役であるclusterについて主観を説明しました。
うのっちとしては、どれも強みがあるので、やはり美味しいところを総取りしたいと思っています。
そこで、先程も「2022年には実装予定ですが」と前置きした、Youtubeとイチナナとclusterのいいところを寄せ集めて見たいと思います。

  • Youtubeの持つ送る側が多く発信できる情報量

  • イチナナの持つリスナーとの距離の近さ

  • clusterの持つバーチャルワールドないし送る側が持つメタバースへの誘導

これが、下図のような形態として臨んでいきたい形です。
各方面からのコメントを受け入れたコミュニケーションと、多様な形での情報発信。さながらひとりニュース番組ですね。

これはもはやニュース番組なのでは

おまけ:疑似VRの可能性

とはいうものの、バーチャルというからにはVRがいいなとは思うのですが、ここまで力説したうのっち自身、VRは高くて買っていません。(うのっちを応援してくださる方はぜひ買ってやってくださいmm)
そのため、このような疑似VR的な感覚で発信をしていますが、前項のclusterを用いた配信では、アバターの移動がそれすなわちVRユーザーの移動でもあるので、(配信において)移動距離が長くてタイムスパンが発生するようであれば、そこを解消するギミックがあってもいいわけですよね。これがワールドに実装されるか、アバターに実装されるかも選択できることで、バーチャルだからといってアバターは人間に即している必要はないと思います。
これが、うのっちが思う疑似VRの可能性です。clusterに限らず、どんどんバーチャル内のアバターの概念をブラッシュアップできそう。

お知らせと宣伝

ここまでお読みいただきありがとうございました。
たくさんの配信者が生まれる中で、発信方法もたくさん出てくるのかなと思います。
これからも、clusterに限らず、みなさんの発信から学びを得ていきたいですね。

最後にお知らせと宣伝をさせてください。

うのっちのブロマイドがローソンプリントで発売中です。とくにうのっちのリターンは発生するわけではないですが、ファンの方はぜひ買ってください。

なんとブロマイドになった

また、12月20日(月)の22時から、服部橙次(はっとりとうじ)さんのチャラチャラジオにゲストとして出演します。ぜひ服部橙次さんのチャンネルで見に来てください。

あしたは、ふじたウミウシさんの、今年の振り返りの予定です。
それではみなさま、ありがとうございました。


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