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前提を明確にして検証するから真実が見えてくる。

行動した結果を検証することは、物事を進める上で行われなければならないことです。
そこに必要なことが「前提」があるということです。

前提のもとに行動を起こした上で結果が生まれるわけです。

しかしながら、「結果」に注目が行き過ぎて、「前提」がなくなってしまうことがよくあります。

ビジネス分野では、環境や条件が前提になることが多いと思います。そのため、発生した結果は、前提があっての行動だったと検証する必要があります。

結果の良し悪しを判断するのも、まず前提ありきと考えるべきです。

良い結果が生まれたのは、どんな前提があったかをもって検証しないと、違う環境で同じことを行っても「良い」結果になるとは限りません。

同じように悪い結果でも前提が変われば、良い結果に変わることもあるということです。

ビジネスにおいては、「結果」にこだわることは、とても大事なことです。

しかし、その結果がどんな前提で生まれたかを考慮して検証しないと、間違った判断にも繋がることになります。

最近のメディアの情報発信の仕方も「結果」にばかり注目して問題提起をしています。そこにどんな前提があったかが取り残されています。

前提で生まれた結果だから、前提を考慮して検証した結果として判断する必要があります。

現在は、環境の変化も著しく、常に変化を求められることが多くなりました。

しかし、その環境の変化に対応した前提として生まれた結果を考えないと「変えてはいけないもの」も変えてしまいがちになります。

AIがあたり前の様になり、普通に会話にでてくる様になりました。

AIが判断することが正しい、統計で出た結果が正しいという風潮になっています。

そこには、前提があることは、どっかに行ってしまっています。

「前提」は、行動するための条件となるものですから前提の設定も大切になります。

環境により「前提」が設定される場合も多いですが、その環境の中で行動を起こすために設定する「前提」を重視すると、行動計画も具体性が出て行動しやすくなります。

スピード社会と言われる時代で、ネットの高速化やメディアの発達も手伝って、結果を急ぐ様になってしまいました。

すると、結果ばかりを重視してしまいがちになりそうです。

前提をもっと重視して、結果を検証することが真実を見極めることになるのでは、ないでしょうか?

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