春の雨の夜に
夜はお母さんがいなくて、
「おかあさんがいい〜」
って、泣きじゃくったね。
春の
生暖かい夜の雨の中、
父さんに抱かれて、
お散歩したね。
父さんが抱っこひもを使うと、
ちょっときゅうくつ。
「おかあさんは?」
「もうすぐかえってくるよ」
何度も、ごまかしながら、散歩。
眠かったんだね、
ほんの少し歩いてたら、
もう寝ちゃったね。
お気に入りのぬいぐるみを抱いて。
あとがき
日課の日記を書いていたらこんな文章が浮かんで、
いつかこの子が結婚なんてするときが来たら、
こんな”詩らしきもの”を読んであげてもいいな、と思い
記事として残しておきます。
そんなときが来たら、たぶん嗚咽で読めないだろうけど。笑
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