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ウェーブ殺菌で、アイスクリームの新しい可能性

"まさに私が求めていたものでした"

イタリア大手アイスクリームメーカーALBERT S.R.L.社は、既存の殺菌プラントにサノボウェーブ殺菌機を追加導入しました。これにより、生産時間の延長、製品の大量生産、そしてついにカカオや卵黄の含有量が多い新製品の生産が可能になりました。

”長い間、私は工場のパフォーマンスを向上させ、生産量を増やし、新製品を導入する方法を探していました”と、マネージングディレクターのマリオ・リブララート氏は説明します。"この過程で、私は従来のチューブラー式殺菌システムの多くのサプライヤーと要件を話し合ってきましたが、あまり良い解決策を得られませんでした。"

"しかし、私のエンジニアの一人が新しい加熱技術について知り、主に液卵など中粘度までの殺菌を得意としているSANOVO TECHNOLOGYを紹介してくれました。液卵に効果があるのなら、卵黄をふんだんに使った最も難しいアイスクリームの問題も解決できるかもしれないと思ったのです」。

”SANOVO TECHNOLOGYの専門家が私の生産要件を正確に分析し、まさに私が求めていたような解決策を提案してくれました。既存の工場に変更を加えず、熱交換器も同じ構成のまま、生産時間を延長し、より大量の製品を生産し、最終的にカカオと卵黄の含有量が高い新製品を生産できるようになるのです。カカオ含有量の多い製品は、殺菌機のファウリングが多いため、従来のシステムでは困難でした。”


ALBERT社 マリオ・リブララート氏

サノボテクノロジーのウェーブ殺菌機は、アイスクリームの殺菌で、非常によい結果を得られています。殺菌処理は牛乳と卵黄を使用した液体状態のアイスクリームを対象とし、殺菌処理を行いました。

従来の処理方法では、チューブの内壁に短時間で沈着物の層ができ、稼働時間が短いことが問題でした。汚れの層ができると、水温を上げ続けなければいけないため、稼働時間と製品の品質の両方にマイナスの影響を及ぼします。ある既存プラントの場合、150°C の温度制限があり、この温度に達すると、一旦稼働を停止し洗浄をする必要がありました。

バニラアイスクリーム(通常レシピ)、バニラアイスクリーム(濃厚レシピ)卵黄の量を倍にした、カスタードアイスクリーム(濃厚レシピ)、チョコレートアイスクリーム(通常レシピ)などを殺菌しています。

装置稼働時間の延長: サノボウェーブ殺菌機を導入することにより、既存の殺菌機の汚れが抑えられます。これにより CIP サイクルを減らし生産性を向上させ、プロセス全体にも経済的なプラスをもたらします。

◼ 製品保存期間の延長: サノボウェーブを使用することで、従来の殺菌機よりも高い温度で殺菌できるため、より安全でより長い保存期間の製品の生産が可能となります。
◼ より優れた製品特性: サノボウェーブは瞬時に加熱を行うため、製品の焦げを防ぎます。

より詳しい温度変化など詳細については、お問合せください。