歯が悪いとメンタルがやられる

(2021年7月にブログで書いていた記事の再掲)

虫歯になりやすいタチみたいで、見えるところにも銀歯がある。
まだ治療していないところに、銀歯にしなきゃいけない歯もある。
それが時々すごくしんどい。

文字に書けば「そんなくだらないこと？」って思われるかもしれない。
だけど定期的に私の心を悩ませることだ。

最初の銀歯が入ったときすごくショックだったから、それからは気をつけているつもりなんだけど、それでも少しずつ増えていっている。

虫歯とか銀歯ってなんでこんなに精神的にくるんだろう。

一つは、二度と治らないからだと思う。
転んで怪我したらそれは治るけれど、歯は一生治らない。

一つは、人からよく見える箇所だからだと思う。
私自身、人の虫歯が気になったことがある。

一つは、自分の今までに原因があることだからだと思う。
自分ではどうしようもない体質とかの部分もあるけれど、
それでも結局は自分の習慣が悪かったという後悔をしてしまう。

一つは、意識して行動しても改善しない虚無感だと思う。
歯に気をつけ始めてからも虫歯は増えてる。打っても響かないのって辛い。

一つは、自分のお金のなさを突きつけられるからだと思う。
お金があって自費診療を受ければ、少なくとも銀歯にはしなくてすむから。

私が気にしすぎなだけかな、って気にしていることすらしんどく思っていたけど、歯が最後のきっかけでメンタル不調に陥った人の話を最近見かけた。
やっぱり虫歯とか銀歯とかってしんどいよね、私だけじゃないよね、ってその人には悪いけど少し安心した。

セラミックが保険診療になったらいいのにね。
見た目の問題だけじゃなくて、虫歯が再発しにくくなるって効果もあるのだし。

こうやって慰みに文章を書いてみても、今治療しなきゃいけない歯を銀歯にする覚悟が持てない。
かといってセラミックにする覚悟も持てない。
先延ばしにしたってしょうがないことはよくわかっているんだけど。