見出し画像

私はずっと躁鬱だった!!

少し前、病院で躁鬱の診断を受けました。
正しい呼び方は双極性障害なんだけど、伝わりやすさとか親しみやすさ(?)を込めて躁鬱と呼びます。

私が初めて躁鬱のことを知ったのは大学生の時。
中学三年生の時から、絶望感を感じることがあって、鬱について調べていたら躁鬱の存在を知った。
鬱か躁鬱かはわからないけど、自分は何か、そういう病気なんだろうと思った。

そのことを大学の相談室に来ているお医者さんに相談した。
詳しい経緯は忘れたけど、時間をかけて話したわけでもないのに「あなたは病気なんかじゃないよ」と言われた。
今思うと医者としてとっても無責任な話だ。病気の診断なんてちょっと話しただけでわかることじゃないし、伝え方だって気遣いに欠けるし。

だけどその時の私にとっては、自分が病気であるかもしれないということが唯一の希望だったから、医者の言葉を間に受けてひどく絶望した。
病気なら、適切な治療をするなり薬を飲むなりすれば治る。
病気じゃないなら、私の性格とか特性の問題なら、それは一生辛い状態のまま、地獄のように生きるか、もしくは死ぬかしかないってことだ。そう思った。

今思えば、たぶん私は自分で気づく数年前から躁鬱だったし、医者に否定されようがなんだろうがずっと躁鬱だったんだろう。
以前の職場でにっちもさっちも行かない精神状態になって、最初は鬱って診断を受けたけど今は躁鬱という診断に変わった。

躁鬱だとわかって、それに合わせて薬を飲んでいる。
それでも制御できなくて鬱になる時も躁になる時もあるし難儀しているけど、病気じゃないですよ、と言われたあの時よりはずっとマシ。

躁鬱はじゃじゃ馬なので、上手に付き合っていくことは難しいかもしれないし、たぶん時々やっぱり追い詰められてしまうと思うけど、できるだけ苦痛のないように工夫して付き合っていきたいな、と思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?