見出し画像

恋愛をしなくてもいい、と言われる時代だからこそ、恋愛するのもいいよ、という話が聞きたい

恋愛・結婚・子育て等について、したくない人はしなくてよいんだよ、という意見をたくさん見るようになった。

恋愛も結婚も子育ても、したくない人が無理にする必要はない。もちろんしたい人はすればいい。
という意見には当然賛成だ。

ただ一つ気になるのは、恋愛や結婚や子育てをしないという選択肢を肯定する文章はたくさん見かけるが、するという選択肢を肯定する意見はほとんど見ないことだ。


私は”しない”選択肢ばかりが語られることが怖いと思っている。

“しない”ことが当たり前になって、”する”人がしんどくなるかもしれない。
“する”選択の方が向いているのに、流されて”しない”を選んでしまうかもしれない。

マジョリティとマイノリティが入れ替わるだけで、しんどい人がたくさんいるという事実は変わらないかもしれない。それは嫌だよね。

だから、したくない人はしなくていい、という時代だからこそ、する幸せを感じている人の話もたくさんあった方がいい。


と思って、じゃあ私もそういう話を書こう、と思ったんだけど、なんだか恥ずかしくてパッと書ける気がしない。
そりゃあ「しない」の意見の方が目に入るのも仕方ないよな。「する」の話は惚気話と紙一重だもん。

だけどいつか、恥ずかしさを乗り越えてそういう記事を書きたい。気がする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?