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私はまた旅に出た

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2018年3月の記事一覧

図書館にて太宰萌え

写真をごらんあれ、「太宰萌え」とはなかなかキモの据わった書名ではないか? まず、最近の私…

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空目(そらめ)

妻「あんた、夕方になったら洗濯物、とりこんでおいてよ!」 私「ふゎーーい(はーい)」 会社…

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自宅謹慎の日々

以前の記事で、私は事もあろうに、沢木耕太郎のエッセイはつまらないと書いてしまい、ただいま…

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国際通りでオラは考えた

去る3月の初旬、私たち夫婦はおそらくは17回目になる沖縄旅行に出かけた。沖縄と言っても、…

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電車アナウンスと沢木耕太郎

「スマートフォンやゲーム機でゲームをしながらの乗り降りは危険です、おやめください。一旦中…

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何でもない日が一番大事

毎年この日になると思う事がある。 東日本大震災が私たちに教えたことはただひとつ。 昨日と同…

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逆、石田三成「三杯の茶」

近江長浜城主であった羽柴秀吉が、鷹狩りの途上寄った寺で茶を所望したところ、応対したるは石田三成。はじめはぬるくたっぷりと、二杯目の茶は熱さも程よくお椀に半分ほど、もう一杯求めたれば、高価な小茶碗に熱い茶をわずかに入れ差し出したという、所謂「三杯の茶」の話は、一説にはほぼ実話であるとのこと。 時代も所もついでに身分も変わって、至極庶民な私の、ちいさな職場に置いてある大きな自販機には、缶コーヒー等の一般的ビバレッジと共に、「濃いめのカルピス」がセットされていて、秀吉翁ならずとも、