レッスン9「中段受け」①

中段受けは、自分の胴体に来た攻撃を受けます。中段突きの稽古の際に、みぞおちを狙って稽古をしましたが、これを受けるイメージなのでしっかりとみぞおちを守る軌道を意識します。

中段受けにはいくつか種類があり、ここではどこの道場でも習う基本的な受け方を三種類紹介します。

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受けの稽古の手順①(中段内受け)

① 平行立ちで、片方の腕の拳は肩の高さ、脇を締めて、拳が肩の外側に出ないように、上下の高さも左右の位置関係も、自分の肩の位置に合わせた場所で、身体と脇の間は拳一つ分ほど空ける。(開いている手は引き手を取る)


② 引き手の拳を、受けている腕の肘の下へ移動させ、受けている腕はそのまま真っすぐ引いて引き手とし、同時に肘の下に用意した拳を内側から外へ回すような軌道で受けを行う。(最初の逆の形になります)

これを繰り返し行う訳ですが、自分のみぞおちを守る意識で腕を動かさないと、受けとして全く意味を為さない軌道を通ってしまうので注意が必要です。

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