レッスン7「中段前蹴り」

「蹴り」と一言で言っても、大まかに分けて「前蹴り」「回し蹴り」「足刀蹴り」があります。
これらのどの蹴りをやるにも、蹴りの動作のコアとなる部分を身に付けなくてはいけません。
それが「前蹴り」です。

前蹴りがちゃんと出来ない状態では、他の蹴りは上手く出来ません。
自転車に乗れない人がバイクには乗れませんよね?

それと同じです。前蹴りが出来ない人が、回し蹴りや足刀蹴りは出来ません。
全ての蹴りの基礎が前蹴りなのです。

それを踏まえて、前蹴りの稽古に入りましょう!

蹴り

蹴りは、三つの動作で成り立っています。
これは、どの種類の蹴りを行うにも共通する事なので、この段階でしっかりと覚えておいて下さい。
① 膝を上げる(この時の膝の高さで蹴りの高さが決まります)
② 蹴ったら足を引く(蹴るのと足を引くのはセットで覚えて下さい)
③ 元の位置へ足を降ろす(又は前に降ろす)

※前に出している脚(軸足)の膝を、蹴りの動作の時に曲げたり伸ばしたりしないように注意しましょう!
蹴って足を降ろすまで、軸足の膝の角度は変わりません。従って、頭の高さも上下する事無く、一定の位置を保ったままです。
鏡を見てチェックしながら稽古をしましょう。

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