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【好きだと叫びたい】2022年公開映画ベスト10

2023年になり、はや10日。
遅ればせながらですが、私の2022年公開作品ベスト10を紹介させてください!

AmazonプライムビデオやNetflixなどでの配信状況も記載していますので、作品鑑賞の参考になれば幸いです。
(タイトル等で分かる人は分かると思いますが、スラムダンクはベストに入っています笑)

※以下、「配信=追加料金なしで視聴可能」という定義で記載しています。
(2023年1月10時点)

■2022年も豊作

ベスト10の前に、私の昨年の鑑賞数を。
昨年は新旧合わせて、175本以上の鑑賞でした!

以上の、というのは記録していない作品、主に何度も観ている旧作がカウントできていないためです。Filmarksは複数回観た時のカウントが悩ましい… (ハッシュタグで管理すればいいんでしょうか? 良きアイディアある方、教えてください!)

Filmarks(サノきのこ)で鑑賞作品の感想も残していますので、よろしければフォローお願いします!

【鑑賞作品内訳】
2022年公開作品:63本
旧作:112本

個人的に旧作比率が高くなった年だったこともあり、新作鑑賞数が100本にも届きませんでしたが、鑑賞した新作は心躍る作品がとても多かったです。

公開時に劇場鑑賞ができず、自宅でレンタルor配信鑑賞した作品も多かったのですが劇場で観ておきたかった…と後悔した作品もしばしば。

2023年は劇場鑑賞の機会を多くつくりたいと思います!

■これが私の2022年公開作品ベスト10

前置きが長くなりましたが、私のベスト10はこちら↓

【特撮超大作】シン・ウルトラマン

(C)2022「シン・ウルトラマン」製作委員会

※Amazonプライムビデオ(見放題)にて配信中

最高! ウルトラマンをいまの技術、今の人たちで作るとこうなる(なってほしい)という願いが、ちゃんと形になっていました。

冒頭から引き込まれ、中盤にエンタメ要素を入れつつ、しっかりと着地。
原典のウルトラマン(ウルトラQ)っぽさはありつつ、今風に落とし込んでいる内容はほんと素晴らしい。怪獣もおぉぉ!と、期待感に違わない。

たぶん中盤のアレは現実でもネタ化するんでしょうけど、アレがちゃんと物語の核になってるんだから素晴らしい。
一瞬、え…陳腐化しちゃうのか?…と思いましたが杞憂でしたね。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋

【前向きな熱意】ハケンアニメ!

(C)映画「ハケンアニメ!」製作委員会

※1/20(火)よりNetflixにて配信予定

ハケン=覇権を争う2つのアニメ・二人の監督。
二人の熱意がぶつかりあう! 
これは良い。前向きに熱くなれる作品です。

アニメを通して両監督の成長を共感できる作り方も好きですね。
吉岡里帆と中村倫也が主演ではあるものの、脇を固めるプロデューサー役や各担当のキャラも強く、周囲との関係性など含め鑑賞後に、頑張った!と思える作品。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋

【美しき老い】トップガン:マーヴェリック

© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

※配信予定なし(レンタル・円盤販売開始済)

前作から何十年と経っての続編は面白いのか…と不安もありましたが、これは傑作。

前作を観ていなくとも面白く、割と丁寧に関係性なども説明されます。
が、前作を観ていると立場の違いや全体的な関係性や構図のオマージュに歓喜です。

トム・クルーズ自身の映画という表現を感想で見かけましたが正にそうですね。コロナ禍でも配信にせず劇場公開を待った本作にはトムの生き様が見えます。

それにしても空中戦、最高すぎる
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋


【ここにいたいだけ…】ブルー・バイユー

(C)2022 UNIVERSAL STADIOS

※Amazonプライムビデオ(見放題)にて配信中

前半がややスロースターターですが、どう転ぶかわからない展開が続き、最後の最後まで観入りました。

移民の苦悩には違いないものの、移民ではなく、ひとつの家族の物語として昇華されていて素晴らしかったですね。

45年から98年に養子縁組をした移民のほとんどはアメリカでの市民権をもたない。
なんとも不条理な物語。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋

【ドストレート恋愛作品】マリー・ミー

(C)2022 UNIVERSAL STADIOS

※Amazonプライムビデオ(見放題)にて配信中

高嶺の花のスーパースター歌手と、一般男性の恋愛劇。
妄想レベルの物語ですが、舞台装置として昇華されているのでエンターテイメントとして良き。ラストとEDのアレは、にくい演出。

ジェニファー・ロペスの歌も勿論、テンションを上げてくれる。

物語としての雑さもあるものの、そんなもの二の次にしていいくらいです笑
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋


【物語の巧みさに唸る】さがす

(C)2022「さがす」製作委員会

※Amazonプライムビデオ(見放題)にて配信中

正に『さがす』でした。
消えた父を追う物語。父は、なぜ消えたのか?

感情移入してしまう物語。果樹園(?)からのくだりはぞわり。

物語は所々で若干、リアリティが薄いような印象を受けるんですが、悲劇と喜劇が混じったような作りに色々な思いが巡ります。
社会問題的な要素をいくつも孕みつつ、一本のストーリーとして収束していく感じ好きですね。



───忘れたらあかんで。
───なんの勝負やねん。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋


【井上雄彦先生ありがとう!】THE FIRST SLAM DUNK 

(C)2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

※配信予定なし(絶賛劇場公開中)

どうしても原作と比較してしまう部分はありますが、原作を知らない人はそのまま楽しめ、知っている人は新しい視点でのスラムダンクを見れ満足だと思います。

試合ラスト数秒の魅せ方は本当に素晴らしかった。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋

【最悪の奇跡】NOPE/ノープ

(C)2022 UNIVERSAL STADIOS

※配信予定なし(レンタル・円盤販売開始済)

監督の作家性が遺憾なく出ている印象。

観たあとにあれってどういう意味だったんだろうと考えたくなる場面がいくつも。

SFに対しては過去作も割とストレートな監督ですが、本作も暗に伝えるとかはなくSF要素はドストレート。そこも安心要素ですね。
作品を重ねるごとにホラーというよりはSF味が強くなってきてはいますが、SF好きとしては大歓迎。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋

【なぜ山は人を魅了するのか】神々の山嶺

© Le Sommet des Dieux – 2021

※Amazonプライムビデオ(見放題)にて配信中

─そこにエヴェレストがあるからだ

ストイックに山に身を委ねていく羽生に見入りました。山に登るのに理由はあるのか、なぜ登山家は他人の記録を打ち破ろうとするのか。

自分が口にした覚悟が現実として訪れ、それに憔悴する姿。それでも、と山を目指し続ける姿。たまりません。

画がやや好みではなく観るのが遅くなりましたが、これは劇場の大スクリーで観たかった作品ですね。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜粋


【目で堪能する愛しき作品】フレンチ・ディスパッチ

(C)2021 20th Century Studios.All Rights Reserved.

※Disney+にて配信中

期待どおりのウェス・アンダーソン監督作品!

監督らしい色味や、どこか絵本を思わせる魅せ方。これを期待してたんだよ!という監督味がふんだんに出ていました。

目で楽しむ作品で、物語は若干二の次になるくらい映像で楽しめました。キャストも豪華で、監督作品の常連揃い。

一方で、登場人物が多いことと、それぞれの物語が入り組んでいるので、監督らしい作品といいつつも、監督作の中では一番初見殺しな作品かなとも。
Filmarks(サノきのこ)より一部抜

■ベスト10はなぜ10作品しかないのか笑

自分でベスト10と縛っておいてですが、縛らなくても良かったのでは…と思うくらいには悩んでのベスト10でした!
noteの記事は、なるべく短めの文章で読みやすくしたいと思っているのですが、まさか3,000字オーバーの文字数になるとは…
以下も良作なので、まだ未鑑賞の方はぜひ。

  • アンビュランス

  • かがみの孤城

  • スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム

  • ちょっと思い出しただけ

  • ハウス・オブ・グッチ

  • 母性

では、また次回。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。いただいたサポートは映画鑑賞に使わせていただきます!