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アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)考察

【アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)考察】


ここ3年の勝ち馬は

2020年 ブラストワンピース
2021年 アリストテレス
2022年 キングオブコージ

ブラストワンピース
その後、心房細動などがあり、
6戦未勝利で引退。

アリストテレス
京都大賞典でマカヒキに負けて
それ以外は惨敗続き…
9戦も未勝利を継続中…

キングオブコージ
ノドの調子が悪化して
1400m路線へ行ったものの
結局は5戦未勝利で引退。

伝統あるGII 別定戦なのに
その後の成績が冴えない。

パッと思い出すだけでも
・サクラチトセオー
・メジロブライト
・スペシャルウィーク
・アメリカンボス
・マツリダゴッホ
・トーセンジョーダン
・ルーラーシップ
などその後、大活躍した馬も多い。


今年は
菊花賞1番人気のガイアフォース
現在4連勝中のエピファニー
という前途洋々な4歳馬が参戦。

ここ3年のAJCCに対する
イメージの悪さを払しょくしたいもの。

特に前者ガイアフォース
メイクデビュー小倉で
ドウデュースのクビ差2着。

今回と同条件(中山2200m)
セントライト記念で
菊花賞馬アスクビクターモアを負かしている。

スケベ心を発動するのではなく、
素直に信じるべきでしょう。


それでは発表します。


1月22日【日曜・中山11R】
アメリカジョッキークラブカップ


10◎ガイアフォース
11○エピファニー
9▲エヒト
4△ノースブリッジ
7△スタッドリー
6△ユーバーレーベン
5△バビット
13△アリストテレス

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それでは詳しく見ていきましょう。
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【アメリカジョッキークラブカップ】

本命◎はガイアフォース

メイクデビュー小倉で
1着ドウデュース相手に
クビ差の接戦を演じて
3着フェーングロッテンには
3馬身差をつけての2着。

そして骨折放牧(6ヵ月)。

これだけ大きな怪我がありながら
菊花賞に出走したのは本当に立派です。

しかも1番人気。

菊花賞はデビュー以来、
最もローテーションが詰まって
"中4週"でした。

しかも運が悪いことに
セントライト記念で
アスクビクターモアとアタマ差の大接戦。

最後までビシッと追われて
初めて目一杯の競馬を余儀なくされました。

菊花賞は色々な敗因があると思います。

1、距離が長い
2、1枠で内々という窮屈な位置取り
3、目一杯追われた後の中4週

あくまでも私感ですが、敗因は
3>2>1
の順だと思っています。

疲れが残っていました。

1枠で"窮屈な競馬"というのは
大跳びの馬がインコースを走らされたという意味合いです。

道中は嫌々ポーズで力んでいるように見えました。
かなりストレスがたまっていたはずです。

距離に関しては結論はまだ出しません。
決めつけるのは良くないです。

確かに母の父はクロフネですが、
祖母の父はダンスインザダークですからね。

菊花賞で2着したボルドグフーシュが有馬記念で2着。

菊花賞馬アスクビクターモア
それを中山2200mで負かしている
ガイアフォースはともに
GI戦線を盛り上げていく貴重な存在。

負けてほしくないというのは本音ですね。

○エピファニー
ルールブリタニア
ディープインパクト
×ミュージカルウェイ。

オークス&秋華賞を制した
ミッキークイーン
ディープインパクト
×ミュージカルウェイ。

そうです。
ミッキークイーン
エピファニーの母は1歳差の全姉妹。

ふわっと乗ることができれば
2200m(外回り)は大丈夫。

3走前は剛腕レーン騎手ということで
ユニバーサルビットというハミを着けて勝利。

ここ2走はクロス鼻革にプラスして
トライアビットというハミで対応しています。

矯正力を低下させても
結果を残せたのは大きな自信になるでしょう。

きついコーナーでは
操縦に苦労するでしょうが、
中山2200mは外回り。

コーナーが緩い分、加速はつくはずです。

▲エヒト
ここ2週、49秒台をマーク。

いつも動くタイプとはいえ、
一番時計マークですからデキはいいのでしょう。

右回りなら信用できる馬です。

△ノースブリッジ
調教VTRを見る限り、
落ち着いていてゆったり走れていました。

前走時はGIということで
人間サイドに力が入ってしまい
直前の調教タイムが速すぎた気がします。

前回が「動」の調整なら
今回は「静」の調整。

これは『吉』と出るはず。

近親ディープボンドという血統で
相手なりに渋太く上位争いを演じます。

△スタッドリー
ウインフロレゾン
フジキセキ×ブランシェリー。

年度代表馬イクイノックス
シャトーブランシュ
キングヘイロー×ブランシェリー。

そうです。
スタッドリーの母と
イクイノックスの母は
半姉妹(1歳差)という関係です。

血統の勢いを支持します。

△ユーバーレーベン
調教VTRを見る限り、
最近では一番スムーズな動きに見えました。

ジャパンカップにて早目にエンジンを
吹かす競馬をしたことで
やる気スイッチが入った可能性があります。

祖母の父はブライアンズタイム。
中山OKの血統です。

△バビット
セントライト記念(中山2200m)優勝。

ナカヤマフェスタ
セントライト記念(中山2200m)優勝。

怖い血統だと思いますよ。

△アリストテレス
18日の追い切りで久しぶりに先着。

自信回復という意味では
いいケイ古になったはず。

逆効果だったブリンカーは
"外す"という厩舎コメントが載っていましたね。

人気薄が確実なので
ディープインパクト
×グレースアドマイヤ
という底力満点配合を評価して少々押さえます。


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